DJIの人気小型ジンバルカメラシリーズ「Osmo Pocket」に、待望の最新モデル「Osmo Pocket 4」が登場しました。
前モデルであるPocket 3は、1インチセンサーの搭載によって「コンパクトカメラの完成形」とも言える評価を受けましたが、今回のPocket 4はその流れを引き継ぎつつ、より実用性を高めたモデルに仕上がっています。
一見すると大きなスペックアップが少ないように感じるかもしれませんが、実際には「日常での使いやすさ」「撮影体験」「データ管理」といった部分が大きく改善されており、完成度は確実に向上しています。
この記事では最新情報をもとにOsmo Pocket 4のスペックや進化ポイント、そしてPocket 3からの違いについて詳しく解説していきます。
Osmo Pocket 4の特徴|“使い勝手”を極めた進化モデル
Osmo Pocket 4を一言で表すなら、「撮影体験を最適化したモデル」です。
前作と同じ1インチセンサーを採用しながらも、軽量化・バッテリー強化・ストレージの内蔵化といった、日常での使い勝手に直結する部分が大きく進化しています。特に印象的なのが、本体に大容量ストレージを搭載した点です。これにより、これまで必須だったmicroSDカードが不要となり、撮影前の準備やデータ管理の手間が大きく軽減されています。
さらに、Wi-Fi 6対応による高速転送や、進化したトラッキング機能なども加わり、「撮ってすぐ使う」までの流れが非常にスムーズになりました。
単なるカメラとしての進化ではなく「日常の中でどれだけ快適に使えるか」にフォーカスしたモデルと言えるでしょう。
Osmo Pocket 4のスペック詳細
現時点で判明している主な仕様を見ていくと、ハードウェアとしての完成度の高さがよく分かります。
センサーには引き続き1インチCMOSを採用し、4K/120fpsの高フレームレート撮影に対応。静止画も高解像度で撮影できるため、動画だけでなく写真用途にも十分対応できる性能を持っています。
また、3軸ジンバルによる強力な手ブレ補正はそのままに本体重量は大幅に軽量化。これにより、長時間の撮影や持ち運び時の負担が大きく減っています。
加えて約200分という長時間バッテリー、107GBの内蔵ストレージ、Wi-Fi 6対応といった要素が組み合わさることで、「撮影から共有までを1台で完結できるカメラ」としての完成度が高まっています。
Pocket 3からの進化ポイントを徹底解説

軽量化とバッテリー強化で“持ち出しやすさ”が大幅向上
Pocket 3は性能面では非常に優れていたものの、やや重量がある点がネックになることもありました。
しかしPocket 4では大幅な軽量化が実現されており、ポケットに入れて持ち歩くというコンセプトがより現実的なものになっています。
それでいてバッテリー駆動時間はむしろ向上しており、長時間の撮影にも余裕で対応可能です。軽くて長く使えるという、モバイルカメラとして理想的な進化を遂げています。
内蔵ストレージ搭載で撮影スタイルが変わる
今回の最大の変化とも言えるのが、内蔵ストレージの搭載です。
これまでのPocketシリーズではmicroSDカードが必須でしたが、Pocket 4では本体のみで撮影が完結します。これにより、カードの管理や差し替えといった手間がなくなり、より直感的に使えるようになりました。
また、ストレージの高速化によりデータ転送もスムーズになっており、撮影後すぐにスマートフォンへ転送してSNSにアップするといった使い方にも適しています。
ロスレスズーム対応で撮影の自由度が向上
Pocket 3ではデジタルズームが中心でしたが、Pocket 4ではロスレスズームに対応したことで、画質を保ったまま被写体に寄ることが可能になりました。
これにより、風景撮影だけでなく人物やイベント撮影など、より幅広いシーンで活躍できるようになっています。
さらに物理操作が可能になったことで、撮影中の操作性も向上しており、直感的なコントロールができる点も魅力です。
トラッキング性能と音質の進化
被写体追従機能は「ActiveTrack 7.0」へと進化し、より自然で安定したトラッキングが可能になりました。
特に自撮りや動きのある撮影では、その違いを体感しやすく、Vlog用途では大きなメリットになります。
また音声面でも進化があり、4チャンネル録音に対応。これにより空間的な音の表現が向上し、映像と音の一体感がより高まりました。
Pocket 3とPocket 4の違いを比較
両モデルの違いを整理すると、以下のようになります。
項目 | Osmo Pocket 3 | Osmo Pocket 4 |
|---|---|---|
センサー | 1インチCMOS | 1インチCMOS |
重量 | 約179g | 約116g |
ストレージ | microSDカード | 内蔵107GB |
バッテリー | 約166分 | 約200分 |
ズーム | デジタル | 2倍ロスレス |
トラッキング | ActiveTrack 6.0 | ActiveTrack 7.0 |
音声 | 3マイク | 4ch録音 |
通信 | Wi-Fi 5 | Wi-Fi 6 |
この比較からも分かる通り、Pocket 4は「劇的な画質向上」ではなく「日常での使いやすさ」に重点を置いた進化になっています。
Osmo Pocket 4は買い?おすすめできる人
Osmo Pocket 4は、カメラとしてのスペック以上に「使いやすさ」を重視する人に非常におすすめできるモデルです。
特にVlogやYouTube、旅行撮影など、日常的にカメラを持ち歩く人にとっては、軽量化やバッテリーの向上、ストレージ内蔵といった進化が大きなメリットになります。
一方で純粋な画質の大幅な進化を期待している場合は、やや物足りなさを感じる可能性もあります。そのためPocket 3からの買い替えは「使い勝手を重視するかどうか」が判断基準になるでしょう。
【まとめ】Pocket 4は“完成度重視”の正統進化モデル
Osmo Pocket 4は、見た目のスペック以上に「使ってみて分かる良さ」が詰まったモデルです。
軽量化やバッテリー強化、内蔵ストレージといった進化は、どれも日常の使い勝手に直結するものばかりで、実際の満足度は非常に高いと考えられます。派手な進化ではないものの、「より快適に、より手軽に撮影できる」という点では確実に進化しており、まさに完成度を高めた1台と言えるでしょう。
これからVlogを始めたい人はもちろん、Pocket 3に満足しつつももう一歩上の快適さを求めている人にとって、非常に魅力的な選択肢になりそうです。

