DJI Osmo Action 6はどう進化した?旧モデル(Action 5 Pro)とのスペックと価格比較

Osmo Action 6は「可変絞りの搭載」と「新しいスクエア(1/1.1インチ)センサーの採用」によって、低照度性能とアスペクト比/トリミングの自由度が大きく向上したモデルです。

Osmo Action 5 Proで評価の高かった高感度や長時間撮影性能は踏襲しつつ、よりクリエイティブな画作り(絞りでの被写界深度制御や撮影後のアスペクト比変換)が可能になりました。

主な進化ポイント

Osmo Action 6の目玉は、物理的な可変絞り(f/2.0〜f/4.0相当)を搭載していることです。これにより暗い場所では絞りを開いて明るさを稼ぎ、昼間やNDフィルターを使いたい場面では絞って被写界深度を深く取ることができます。ソフトウェア任せではなく、光学的に明るさやボケ感をコントロールできるのが強みです。

また、1/1.1インチのスクエア(正方形)CMOSセンサーを新たに採用し、トリミングやアスペクト比(4:3・16:9・1:1など)の自由度が高まりました。たとえば4K(3840×3840)で撮影すれば、後から縦横どちらかに切り出して使うといった柔軟な編集が可能です。

記録面でも進化があり、4:3フォーマットで最大4K/120fpsの高フレームレート撮影に対応。高フレームレートを活かしたスローモーション表現や、動きのあるシーンでも滑らかな映像が狙えます。

ストレージは約50GBの内蔵メモリを備え、microSDカードも併用可能。バッテリーは「エクストリームバッテリーPlus」を使えば長時間の撮影にも対応。シリーズらしい防水性・耐衝撃性も確保されており、アクション撮影への安心感があります。

Osmo Action 6 と Osmo Action 5 Pro:スペック比較

  • 可変絞り

    • Action 6:物理的にf/2.0~f/4.0を切り替えられる

    • Action 5 Pro:可変絞りはなく、露出は主にISOや電子的な手段で調整

    •  Action 6は光学コントロールができ、NDフィルターによる管理や被写界深度を活かした撮影が可能。

     

  • センサーサイズ・アスペクト比

    • Action 6:1/1.1インチのスクエアセンサー(3840×3840などのカスタム4Kにも対応)

    • Action 5 Pro:1/1.3インチセンサー。高感度やダイナミックレンジは優れるが、スクエアフォーマットでのトリミング自由度は限定的

    •  Action 6は撮影後のトリミングや複数アスペクト比への切り替えに強い。

     

  • 動画性能

    • Action 6:4:3で4K/120fpsに対応。高フレームレートで滑らかな動きをキャプチャ可能

    • Action 5 Pro:同じく4K/120fpsなどの高性能を持つが、アスペクト比の幅や撮影後の自由度では6が優位

    • 特に動きのあるシーンやスローモーションを多用する用途で、Action 6の利点が大きい。

     

  • 内蔵ストレージ・バッテリー

    • Action 6:約50GBの内蔵ストレージ + microSD対応、エクストリームバッテリーPlus付き

    • Action 5 Pro:47GB前後の内蔵ストレージ + microSD対応、長時間撮影が可能なバッテリー設計

    • どちらも長時間撮影を想定した構成だが、6の方が若干余裕がありそう。

     

  • 耐久性・防水性

    • 両モデルともアクション用途に十分な防水性・耐衝撃性能を備えている

    • Action 6はさらに堅牢性や低温耐性の強化が報じられており、過酷な環境でも信頼できる構造。

     

価格とバンドル(日本国内の目安)

  • Osmo Action 6

    • スタンダードコンボ:61,270円

    • アドベンチャー系バンドル(バッテリー増量、延長ロッドなど):77,440円
      発売直後で流通や販売店、キャンペーンによって価格は変動する可能性が高いため、購入前に最新の実売価格を確認することをおすすめします。

     

  • Osmo Action 5 Pro

    • 過去の実売では日本国内で4万円台半ば〜5万円台あたりが中心に見られる(販売店・タイミングによる差あり)

    • 旧モデルながら性能が高いため、価格が下がっているタイミングを狙えばコスパの高い選択肢になります。

     

どちらを選ぶべきか — 適したユーザー像

  • Action 6が向いている人

    • 撮影表現を広げたい(ボケ感や被写界深度を意識した映像を作りたい)

    • アスペクト比を自由に切り替えて、縦/横/スクエアなど多様な形式で使いたい

    • 高フレームレートを活かしてスロー映像をたくさん撮る

     

  • Action 5 Proが向いている人

    • 価格を重視したい(旧モデルでも十分高性能)

    • 長時間撮影、高感度性能、手ブレ補正など、アクションカメラの基本性能を重視

    • すでにAction 5 Proを所有しており、アクセサリやマウントを使い回したい

     

まとめ

Osmo Action 6は、可変絞りとスクエアセンサーという2つの大きな進化を通じて、単なる「アクションを撮る」カメラ以上の表現力を持つモデルになっています。映像作りにこだわるクリエイターには特に魅力的なアップグレードですが、すでに高性能なAction 5 Proを持っている人にとっては、コストとの兼ね合いで買い替えを慎重に考える価値があります。