ゲーミングチェアを選ぶ際のポイントはなんでしょうか。
デザインや機能性、価格など様々あると思いますが、最も重要なのが「座り心地」ではないでしょうか。
ゲームや作業をする上で長時間座っても腰や足が痛くならないことが大事ですよね。どんなに自分好みのデザインだとしても座り心地が良くなかったら長時間座ることができないので本末転倒です。
間違えたから買い替えようと思っても、処分が難しいサイズなので慎重に選びたいですよね。
そこで筆者がゲーミングチェアを購入する際に注意している3つのポイントを紹介します。
座面の高さが最重要
ゲーミングチェアは海外メーカーが多く、その多くは海外の方の体格を参考に作られていることがほとんどです。
当然ながら日本人よりも体格が大きい方が多いのでゲーミングチェアも大きくなります。椅子が大きいと深く腰掛けて座った時に足が浮いてしまうので、裏ももに体重がかかって長時間座ると痛くなる可能性があります。
そこで最初に見るポイントは座面の高さです。筆者は身長165cmなので座高を考慮すると座面の高さは44〜46cmほど必要になります。
それではみなさんAmazonでゲーミングチェアで検索して座面の高さを調べてください。なお、座面の高さはシートクッションまでを含む裏ももが接触する部分までのことを言います。
ほとんどのゲーミングチェアの最低座面高は「45cm前後」ではないでしょうか。
つまりほとんどのゲーミングチェアは身長165cm前後であれば足裏がつく計算になりますが、逆に165cm未満の人は座高にもよりますが足が浮いてしまう可能性があることになります。
低身長の方はデザインや価格だけで選ぶとサイズが合わないこともあるので注意しましょう。
PUレザー素材は耐久性に難あり
ゲーミングチェアはPUレザー素材が使われていることが多いです。
本革のような見た目で高級感があって肌触りも良く、飲み物をこぼしてもサッと拭くだけで処理できるなど、良いこと尽くしに聞こえますが注意点もあります。
それは「耐久性が低い」という点です。PUレザーは世間一般的には2〜3年が寿命と言われており、使用頻度や環境によってはボロボロと皮が剥がれてきてしまいます。剥がれた皮が服に付着したり床に落ちたりと後処理が面倒になるし、見た目も悪くなってしまいます。
PUレザー製を選ぶでのあれば直射日光を避けて湿度を上げすぎないよう管理することが重要です。
筆者はファブリック素材のゲーミングチェアを使っていますが、耐久性が高い反面汚れに弱いといデメリットがあります。飲み物などをこぼすとシミになってしまうので気をつけましょう。
「価格が高いから良い」というわけではない
ゲーミングチェアで有名ブランドといえばAKレーシングを思い浮かべる方も多いでしょう。
高耐久PUレザーで耐久性の弱点を克服しており、作り込まれたシートポジションやクッションで極上の座り心地であることは間違いありません。
しかし、AKレーシングと言えど座面の高さが45cm前後の商品が多く「値段も高いから低身長でもサポートしているに違いない!」とブランドだけ見て買うのは待った方が良いかもしれません。
筆者は車が好きでBRIDEというメーカーのセミバケットシートを入れていますが、このメーカーは日本人体型に合わせて小さめにシートが作られており、小柄な筆者でもガッチリとホールドしてくれます。
ゲーミングチェア業界にもBauhutteという日本人向けに制作しているメーカーや、低身長もカバーするDX RACERがあるので、自分の身長や体格に合ったゲーミングチェアを選ぶことが重要です。
まとめ
ゲーミングチェアは選ぶ時はどうしてもデザイン優先になりがちですが、高い買い物だからこそ自分の身長と体格に合った物を選ぶのが最優先です。
せっかく高級なゲーミングチェアを購入しても体格に合わなければ、ただ座りにくいだけの椅子になってしまいます。
メーカーによっては家電量販店などで試座することもできるので事前にチェックしておくことをおすすめします。お目当てのゲーミングチェアが展示にない場合は近しいスペックを探して試座すると良いでしょう。
なお、筆者は現在「Dowinx LS-6657B04」を愛用していますが、決め手となったのは座面高が最小40mm、最大48mm(シートの厚み含む)と比較的低いことです。他にもファブリック素材なので耐久性が高いことや、部屋を白で統一していることから白いゲーミングチェアが欲しかったのも選んだ理由の1つです。Dowinxはカラーバリエーションが豊富なので、部屋の統一感を出したいなら選択肢として十分ありでしょう。
ゲーミングチェアはタイムセールで販売されていることが多く、筆者もそのタイミングを狙って約18,000円ほどで購入できました。是非みなさんも自分に合うゲーミングチェアを購入して快適なゲーミングライフを満喫しましょう!