iPad第11世代が間も無く登場すると予想されていますが、スペックに関しては情報が出揃いつつあります。
先ずチップに関してはiPhone 15 Proと同じA17 Proチップを搭載予定となります。A17 ProチップはNPU(AI処理能力)が向上しており、同時にRAMも8GBになるようです。これは2025年内に対応予定のApple Intelligence(日本版)を利用するために必要不可欠なアップデートとなります。
もちろん進化したのはAI機能だけではありません。
CPUに関しては第10世代iPad搭載のA14 Bionicとの比較ではシングル、マルチスコア共に約40%ほど向上しています。
さらに驚くのはGPUスペックです。A14 Bionicとの比較では約70%高速になっており、第10世代と第11世代のiPadはもはや別物レベルにスペックが向上しています。
Appストアにあるゲームの中にバイオハザードシリーズがありますが、A17 ProかM1以上のスペックがないとプレイできないのですが、A17 Proチップを搭載した第11世代iPadなら問題なく遊べます。
その他デザインなどの変更点がないことから価格もほぼ据え置きで販売されると予想されます。昨今のApple製品は値上げ幅が大きく、iPad Pro11インチモデルの最小構成でも20万円を超える価格ですが、その約3分の1の6万円から購入できるのであればコスパも優秀です。
これまでのiPadはiPad Proほどのスペックもなく、iPad miniほどの手軽さもないどっちつかずのイメージでしたが、大幅なスペックアップによりエントリーモデルとして遜色ない立ち位置になるでしょう。