「iPhone 12は5G対応なの?」
「5G対応してなかったら買わないわ」
ネットニュースやSNSを見ているとこの手の話題を目にすることがあります。
私も5Gに対しては期待をしていますし、否定をするわけではありません。
通信速度の向上で様々なサービスやコンテンツが増え、大きく言えば関連する仕事も増えて経済の発展にも繋がることになります。
しかし「最新技術(5G)に対応していないから買わない」という理由だけで渋っている方も少なからずいるでしょう。
そこで、今回は利用者側の立場として本当に5Gが必要なのかという点でお話ししていきたいと思います。
通信容量増大に伴う速度制限の問題
スマホを使っている方なら一度は経験があるであろう通信速度制限。
1ヶ月内のパケット通信量が規定の値を超えると速度制限がかかり、通信速度が一気に落ちてしまうという仕組みです。
理由としてはネットワーク全体の負荷を減らす為ですが、ここで4Gと5Gの通信速度をそれぞれ見ていきましょう。
4G – 最大1Gbps / 平均20Mbps前後
5G – 最大20Gbps / 平均不明
最大(ベストエフォート)では4Gの20倍の速度をほこる5Gですが、平均速度は様々な話が出ておりますので不明としました。
仮に、5Gの平均値を単純に4Gの20倍にすると400Mbpsという驚異の通信速度となります。
1GBの動画をダウンロードするならば、わずか20秒でダウンロードできてしまいます。
そうなればコンテンツ側も大容量化がますます加速し、大きなデータサイズの通信も可能となるでしょう。
データサイズが大きくなるということは、裏を返せば「あっという間に通信量がオーバーしてしまう」ことにも繋がるのです。
各通信事業もそこを踏まえて考えてはいるでしょうが、結局速度制限がある限りはどんなに速度が向上してもその恩恵を受けづらいのです。
「通信速度が速くなったから4K動画もサクサク見れるぜ!」なんて調子に乗って動画を見続けていればわずか数分で速度制限に引っかかる…なんてことも起きるかもしれませんね。
対応エリアが少ない
4Gと比較して5Gは電波が遠くまで届かず、遮蔽物に弱いという欠点があります。
今でこそ4Gも大分電波が入るようになってきましたが、最初期の頃は対応エリアも狭かったです。
5Gも同じ道を歩むのであれば、対応エリアや遮蔽物に対しての対策が課題になるはずです。
仮に今年の9月に出るiPhone 12が5Gに対応しているとして、果たして5Gの電波が入る場所がどれくらいあるでしょうか。
都心であれば使えるポイントも多いかもしれませんが、基本的には4Gを使うことになると予想します。
今すぐ5Gを体感することは難しいかもしれません。
消費電力の向上
最近のスマートフォンはバッテリー持ちも改善されてきていますが、1日中スマホを使う方やゲームをするでのあればもって1〜2日程度が限度でしょう。
5Gは特に消費電力が大きいと言われており、バッテリーの駆動時間が落ちてしまうかもしれません。
モバイルバッテリーを持ち歩いていれば問題はないかもしれませんが、どちらにせよバッテリー持ちが悪くなるのは欠点の一つとなるでしょう。
スマホのヘビーユーザーやモバイルバッテリーを持ち歩かない人にとっては手痛いデメリットになります。
iPhoneとApple watchを同時充電
Apple Watch用磁気充電機を内蔵
大容量6,700mAh(Apple Wacthを最大8回、iPhoneを最大3回充電)
Made for Apple Watch認定品
1.0A出力のUSB-Aポート搭載、各種モバイル機器を同時充電
最大2.4Aの充電用Micro-USBポート搭載で本体を高速充電
バッテリー残量はLED4段階ライト表示
充電用micro-USBケーブル1.2m 同梱
まとめ
否定的な意見も挙げましたが、あくまで現段階の話です。
現状では課題も多く残っている為、実用レベルに達してから5G対応のスマホを検討するのでも遅くないと私は思っています。
仮に今年発売されるiPhone 12に5Gが対応していなかったとしても私は買います。
何故なら、私が最も重要視している「本体の小型化」や「ディスプレイ指紋認証機能」が搭載されるからです。
5Gが搭載されていればもちろん嬉しいけど、必ずしも今すぐ必要ではないということを少しでも理解して頂けたら幸いです。
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