この記事の要点(まずは結論)
被写体の質感・色・編集耐性を重視するなら iPhone 16 Pro。ProRes Logや外付けSSDで4K120p収録まで対応し、編集ワークフローが強い。
装着性・防水・強力な電子手ぶれ補正なら アクションカム。HERO 13は5.3K60/4K120とHyperSmooth 6、1/4-20ねじ&マグネットで装着が爆速。Osmo Action 5 Proは1/1.3型センサーと20m防水、RockSteady 3.0+/HorizonSteadyでブレに強い。
使い分けは「Aカメ=iPhone、Bカメ=アクションカム」が基本。移動・設置が必要な場面や水・泥・衝撃が入る場面はアクションカム、顔の抜きやディテール重視はiPhoneが有利。
カメラ・画角・センサーの違い
iPhone 16 Proは24mm相当の48MP「Fusion」広角、120°の48MP超広角(13mm)、さらに5×(120mm)望遠レンズを搭載。写真解像度や焦点域の自由度が高く、被写体の質感表現に強い。
GoPro HERO 13 Blackは1/1.9型センサー、超広角の世界観が持ち味。5.3K60/4K120に対応し、アクティビティ全体を広く速く記録できる。
DJI Osmo Action 5 Proは1/1.3型センサーでアクションカムとしては大きめ。広角155相当のワイド感と夜間向けのモード、そして64GB内蔵ストレージを備えるのがユニーク。
動画機能・コーデック・編集余地
iPhone 16 ProはProRes(Log対応)、ACESワークフロー、外付けSSDで4K120p収録が可能。カラーグレーディングや長尺編集に強く、プロの仕上げに耐える。手持ち強化のActionモードも搭載。
HERO 13はHyperSmooth 6.0やHDR/HDR-HLG記録、GP-Log(Log系プロファイル)に対応し、激しい揺れの中でも安定。5.3K60の解像感と4K120のスローモーションはスポーツに最適。
Osmo Action 5 ProはRockSteady 3.0+/HorizonSteadyに加え、10bit D-Log Mで編集耐性を確保。4K120対応でスローにも強い。
手ぶれ補正・マウント・耐久性
iPhone 16 Pro:光学式+Actionモードで日常~軽スポーツは十分。ただし防水はIP68(最大6m/30分)の生活防水域。水中・衝撃・泥にはケース必須。
HERO 13:10m防水、強力EIS、折りたたみフィンガー+1/4-20ねじ+マグマウントでどこでも装着。衝撃や水・粉塵に強く、運用が速い。
Action 5 Pro:20m防水、低温耐性、二面タッチLCDで自撮りも楽。激しい動きでの安定感はトップクラス。
音声・周辺機器
iPhone 16 Pro:本体マイクも優秀だが、外部マイクやレコーダーと組み合わせると収録の自由度が高い(ProRes音声の取り回しも楽)。
HERO 13:Media Modや3.5mmマイクアダプターで外部マイク運用が可能。Vlog・実況に向く。
Action 5 Pro:DJI Mic 2などの外部マイク連携が好評。風雑音対策やワイヤレス化がしやすい。
比較表
項目 | iPhone 16 Pro | GoPro HERO 13 Black | DJI Osmo Action 5 Pro |
|---|---|---|---|
センサー/画角 | 48MP広角24mm+48MP超広角13mm(120)+5x望遠 | 1/1.9型・超広角主体 | 1/1.3型・広角155相当 |
最高動画 | ProRes Log、外付けSSDで4K120p | 5.3K60/4K120 | 4K120、10bit D-Log M |
手ぶれ補正 | 光学+Actionモード | HyperSmooth 6.0 | RockSteady 3.0+/HorizonSteady |
防水 | IP68(最大6m/30分) | 10m(本体のみ) | 20m(本体のみ) |
マウント | 要ケース・クランプ等 | 折りたたみフィンガー+1/4-20+マグネット | 標準アクセサリで装着容易 |
記録/ストレージ | 内蔵+外付けSSD対応 | microSD | microSD+64GB内蔵 |
外部マイク | 各種利用可 | Media Mod/3.5mmアダプタ | DJI Mic 2等 |
出典:Apple公式仕様、GoPro製品ページ/B&H、DJI公式仕様・取説・レビュー。
具体的な使い分けシーン
旅行Vlog・シティスナップ
iPhone 16 Pro:顔の抜き・料理・夜景の雰囲気づくり、ProRes Logで色作り。
アクションカム:移動カット(胸元/自転車/車内)、4K120の動きでテンポを作る。
アウトドア・スポーツ・水辺
波・雨・泥・転倒が想定されるならアクションカム一択。水に落とせる安心感は編集の自由度そのもの。
製品レビュー・料理・ガジェット撮影
短時間で質を出すならiPhone 16 Proの色と解像。マクロや望遠の切り替えも快適。
ロング撮影・設置撮影
予備バッテリー交換が効くアクションカムが有利(HERO 13:1900mAh、Action 5 Pro:1950mAh)。固定して回しっぱなしに向く。
撮影・編集の実用TIPS
Aカメ/Bカメ構成:メインの表情・商品はiPhone(ProRes Log)、設置や臨場感はアクションカムで。編集時はLog同士またはRec.709で色合わせ。
水平維持の活用:ヘルメット・胸・車体装着時はHorizonSteady(DJI)やHEROの水平維持系をON。視聴の快適度が跳ね上がる。
音は別撮りor外部マイク:HERO 13はMedia Mod/3.5mmでピンマイク、Action 5 ProはDJI Mic 2、iPhoneは外部マイクやレコーダー併用で“声”を最優先に。
データ運用:長尺やスロモ多用時はiPhoneの外付けSSD 4K120が強力。アクションカムは大容量microSD+予備バッテリーを複数準備。
まとめ
画の作りやすさと編集耐性 → iPhone 16 Pro
装着・防水・強力EIS → HERO 13/Osmo Action 5 Pro
併用が最強。見せたいシーンをiPhone、連続性と臨場感をアクションカムで撮れば、一本の動画の完成度が一段上がります。


