見た目はシンプルだけど保温は最強のマグカップ!暖かい飲み物ならEmberマグ2がおすすめ【レビュー】

1年を通して「暑い」と感じる時期って実は結構短くて、実質5〜9月の4ヶ月ほどではないでしょうか。

残りの8ヶ月間は肌寒い時期が続くわけですが、そんな時に活躍するのがホット飲料ですよね。

でもホット飲料ってすぐぬるくなってしまい、再加熱しようにも缶コーヒーはできないし、マグカップならお湯を足してしまうと味が薄くなってしまったり。。電子レンジで再加熱も地味に面倒ですよね。

そんな中、便利ガジェットとして登場したのがEmberマグ2です。

見た目はシンプルだけど保温は最強のマグカップ!暖かい飲み物ならEmberマグ2がおすすめ【レビュー】

Emberマグ2_1

自動温度調整で常に飲み頃キープ!

このマグのどこがスゴいって、あらかじめスマホアプリ側で設定しておいた温度に調整してくれる点です!

保温に優れたマグカップなら星の数ほど発売されていますが、温度を調整してくれるマグカップはかなり限定されます。

「別に保温に優れたマグカップでも良いんじゃ…」と思う方もいるでしょう。しかし、火傷するかもしれない熱々の温度を保ち続けて中々飲めない…となっては本末転倒ではないでしょうか。

Enberマグ2なら熱々のコーヒーを淹れた時の温度は約80℃前後ですが、10分程度でアプリ側で設定した飲み頃の温度(※私の設定は56℃)まで下がります。

飲み頃の温度はキープしてくれるので、ちょっと席を外して戻ってきた時に「私のコーヒー…ぬるすぎ!」なんて悲しいこともなくなるでしょう。

Emberマグ2本体やコースターは熱くならない

マグウォーマーと呼ばれる製品はいくつか発売されていますが、基本的にコースターの温度を上昇させてマグカップを温めるタイプの物が多く、そのためコースターは火傷をする程の高温になる場合もあります。

誤って触れてしまったら大変ですね…せっかくの安らぎタイムが台無しです。

しかしEmberマグ2は本体とコースター共に全く熱くならないんです!

これはEmberマグ2の本体内にヒーターが内蔵されており、マグカップ内から温めることで外部が高熱にならない仕様になっています。ホッと一息つく安らぎタイムに飲むからこそ、安心してマグカップに触れる事ができるのは大事です。

コーヒーのカフェイン摂取量をトラッキング

Emberマグ2_5

これはおまけの機能と捉える方も多いでしょうが、私にとっては割と重要な機能だったりします。

私はコーヒーが好きですが、それと同じくらいエナジードリンクも好きでよく飲んでいます。

どちらもカフェインが入っている飲料ですが、カフェインの摂りすぎは体への負担が大きくなってしまいますよね。カフェイン中毒なんて言葉もあるくらいですから、私もそれなりに気にしています。

しかし、水のようにコーヒーをガブガブ飲む人に「今日はコーヒーを何杯飲みました?」と聞いて覚えている人は少ないでしょう…私もその1人です←

そこでこのカフェイントラッキング機能が役に立ちます。

iPhoneのヘルスケアアプリと連動する事で自分がどれほどのカフェインを摂取したかがデータで確認できます。

「今日はこれくらい飲んだからエナジードリンクは控えておくか…」と自制することにも繋がりますので、便利に活用させてもらってます。

カフェイン摂取量は健康な成人男性/女性で1日400mgまでとされています。
コーヒーであればマグカップ1杯で80〜120mgほどで、エナジードリンクは1本辺り130〜160mgほどと言われています。

ここが微妙…Emberマグ2のデメリット

Emberマグ2_アプリ_各飲料温度設定

Bluetoothの自動接続ができない

私はEmberマグ2を職場で使っているのですが打ち合わせや作業、買い出しやトイレなどiPhoneを持ち出す機会は多くあります。

その度にEmberマグ2とiPhoneのBluetooth接続が切れてしまいますが、自席に戻った時に自動接続はされません。

Emberマグ2本体が温度設定を記憶している為、設定温度は保ってくれるのですが、継続してカフェイントラッキング機能を使いたい場合はアプリを起動して再接続する必要があります。

Apple製品ではない為、Bluetoothの自動接続が勝手に行われないのは仕様なので仕方ない事なんですが、毎度接続し直すのはかなり手間だと感じます。

Emberマグ2本体が重い

マグカップ本体にヒーターを搭載していますので重さに関しては妥協していましたが、それでもそこそこの重量を感じます。

本体の重さは410gですが、これに飲み物を入れるので500mlペットボトルを超える重さになります。ペットボトルのように掴んで飲めればそこまでの重量を感じないでしょうが、マグカップは取手を指で支えなければならないので、指にズッシリと重みを感じます。

もしEmberマグ3が発売されるのであればさらなる軽量化に期待したいですね。

価格は高いが…

多機能マグカップとはいえ、1万円のマグカップを高いと思う方は多いでしょう。

一般的なマグウォーマーの価格帯は2〜4千円とEmberマグ2の半額以下で購入できるものがほとんどです。

しかし、コースターを高温にするマグウォーマーに比べれば安全面も考慮され、好きな温度に調整できたりカフェインのトラッキングまでできるのであれば値段相応だと私は思います。

本記事ではデメリット欄に記載していますが、この値段を普通と感じるか高いと感じるかはその人の使い方にもよりますので、先ずはご自身の使い方とマッチしているかどうかを確認してから購入を検討してください。

Ember 温度制御スマートマグ 2 ブラック
4.0