iPhone 15 Proの発熱がひどいという情報が出回っていますね。
筆者は争奪戦に敗北した為、iPhone 15 Proが手元にないので検証はできませんが、もし本当に発熱がひどいようであれば予約をキャンセルしようかと本気で悩んでいました。
その理由として筆者は車載動画を撮影する事があり、その際にダッシュボード上にiPhoneを固定して4K撮影をしている為、直射日光をモロに受けるので必然的に熱を持ちやすい環境になります。この撮影環境下ではiPhone 13 Proでも撮影中に何度か熱停止したこともあった為、発熱問題のあるiPhone 15 Proでは戦力外通告になる可能性があると思ったからです。
また、高スペックを要するゲーム「原神」もプレイする為、発熱がひどければバッテリー寿命にも関わってくる問題です。
今回はこの発熱問題の検証や情報をまとめてみて、最後にどうするかまとめていきたいと思います。
発熱要因
そもそもの発熱理由として挙げられているのが「チタンフレーム設計の中で熱対策が甘かった事から放熱性能が低くなった」と言われています。
つまりA17Proチップが高熱になっているのではなく、熱の逃げ場が少なすぎることが高熱に繋がっているようです。
仮にチタンフレーム(筐体)設計に問題があるとすれば、ソフトウェアアップデートでは修正できない問題となります。
もう一つの可能性として初期ロッドの不具合という情報も出ていましたが、その場合であれば交換対応で解決するかもしれませんね。
そこまで発熱しない?
ガジェット系YouTuberやiPhone関連の記事では高負荷テストやサーモグラフィカメラでの温度チェックをしていますが、結果としては言うほど発熱していないという見解でした。筆者が見た限りでも発熱はしていない印象を受けました。
iPhone 14 Proとの比較テスト情報もありましたが、むしろiPhone 14 Proの方が高熱になっていたなんて結果もあることから、個体差の可能性が高いかもしれません。
そうなれば初期ロッドの不具合問題となる可能性もあるので無償交換で対応できるかしれません。
実はもう解決してる?
この発熱問題に対してAppleはiOS17のバグ(iCloud関連)と一部アプリ(Instagram、Uberなど)が起因していると発表しており、チタンフレームの放熱性は過去最高だと説明しているようです。
これが事実であれば次のiOSアップデート「17.0.3」で事象は解決することになります。
最初はハードウェア的な問題かと思われましたが、Appleもそこまでの設計ミスはしていないようで安心しました。
結論としては…
発熱問題は一部の端末でしか起きていない事や、アップデートで修正される見込みなので筆者の購入意欲は揺るぎないものとなりました。
仮に初期ロッドの不具合であれば交換すれば済む話であり、そこまで大きく構える必要はないかもしれません。
そもそも昨今のスマートフォンは防水性能を高めているので熱の逃げ場が少ない為、発熱は付きまとう問題であり多少熱くなるのは仕方ない事だと思います。ただし、iPhone 15 Proの放熱性能が過去最高なのであれば修正アップデートで発熱とも無縁になるかもしれませんね。
あくまで筆者の意見なので絶対に大丈夫とは言い切れませんが、購入を悩んでいる人も是非再検討してみてはいかがでしょうか。