MacBookのバッテリー持ち、最近ちょっと悪くなったかも?
そんな風に感じている方に向けて、この記事では2025年最新のmacOS環境に合わせたバッテリーを長持ちさせるための設定や使い方をまとめました。
M1以降のAppleシリコン搭載Macは省電力性能が高いことで知られていますが、ちょっとした工夫でさらに持ち時間を伸ばすことができます。
長時間の外出先作業や旅行時の電源確保が難しいシーンでも、この記事の内容を参考にすれば安心です。
1. 画面の輝度は「自動調整」に任せる or 手動で下げる
ディスプレイの明るさはバッテリー消費に直結します。
まずは画面右上のコントロールセンターやシステム設定から、「自動輝度調整」をオンにしましょう。
特に屋内で作業する場合、最大輝度はほぼ不要です。手動で50%以下にしておくだけでもバッテリー消費を抑えることができます。
2. バッテリー設定で「省電力モード」をオンにする
macOSにはiOSと同じように「省電力モード」が用意されています。
システム設定 > バッテリー から設定できます。
省電力モードを有効にすると、CPUパフォーマンスや画面のリフレッシュレートなどが最適化され、電力の消費を抑えてくれます。特に外出先での作業時には積極的に使いたい機能です。
3. 使っていないアプリはこまめに終了
バックグラウンドでアプリを大量に開いていると、それだけでバッテリーはじわじわと減っていきます。
例えば、SafariやChromeのタブを大量に開いていたり、Photoshop・Final Cut Proなどの重量級アプリが常駐しているとCPU負荷がかかり続ける原因になります。
「アクティビティモニタ」でどのアプリが電力を多く使っているかをチェックし、不要なものは終了しておきましょう。
4. 「キーボードのバックライト」をオフまたは暗くする
意外と見落としがちなのが、キーボードのバックライトです。
暗い場所では便利ですが、常に明るくしているとバッテリーにじわじわ影響します。
自動調整をオフにして必要なときだけ使うようにするか、明るさを1〜2段階下げておくのがおすすめです。
5. BluetoothやWi-Fiは使わないときにオフ
AirPodsや周辺機器を使っていないとき、Bluetoothをオンにしたままにしていませんか?
同様にWi-Fiも機内モードにして通信を切ることで、バッテリーの節約につながります。
外出先や作業に集中したいときは「コントロールセンター」からBluetoothやWi-Fiを一時的にオフにしておくと効果的です。
6. 外部ディスプレイ接続はできるだけ避ける
マルチディスプレイで作業効率を上げたい気持ちはわかりますが、外部モニターを使うとMac側は映像出力に追加の電力を消費します。
特に4Kや高リフレッシュレートのモニターをつないでいる場合はかなりの電力を使います。
どうしても必要でない限り、バッテリーでの運用中はMac単体のディスプレイで使うのがベストです。
7. バッテリーの最適化設定を確認
macOSには「バッテリーの状態を管理」する機能があります。
これは過充電を避けてバッテリー寿命を伸ばす仕組みで、通常は自動で有効になっています。
設定の場所は、システム設定 > バッテリー > バッテリーの状態。
「バッテリー充電の最適化」がオンになっていることを確認しておきましょう。また、同じ画面で「最大容量」や「劣化状況」も確認できるので、バッテリーの健康状態のチェックにも役立ちます。
【まとめ】ひと手間でバッテリーは確実に伸びる
バッテリーが弱ってきた…と感じたら、まずは今回紹介した設定を見直してみてください。
特別なアプリを入れなくても、macOS標準の設定だけでバッテリー持ちは改善できます。
特に外での作業が多い方、旅行や出張時の使用が多い方は、いざというときのためにも普段から意識しておくのがおすすめです。