待ちに待ったゼンレスゾーンゼロがリリースされましたね!
原神や崩壊スターレイル、崩壊3rdと同じ制作会社(HoYoverse)というこもあって、今やオープンワールドの金字塔となった原神に成り変わるのではないかと囁かれています。
筆者の結論からお伝えするとゼンゼロはポスト原神に「なり得ない」と思います。まだ序盤なので今後意見も変わってくるかもしれませんが、ザックリとプレイしてみた所感を交えつつお伝えします。
オープンワールドではない
そもそもゼンゼロはオープンワールドではなくステージ選択制なので、この時点で筆者は別ジャンルのゲームという認識になりました。
ステージ選択後も戦闘エリアに入るまではスゴロク形式でフィールドを移動することになるので、キャラクターを動かして目的地まで移動する原神とは大きく異なります。
ステージ選択前は主人公の活動拠点を散策できますが序盤の探索範囲は狭く、ジャンプしたり壁を登って高いところから滑空するなどのアクションもできません。ストーリーを進める事で別の都市に移動できるようになるので、進行度によっては大きな都市も出てくるかもしれません。
しかし、原神のように初めから違うエリアに移動することはできないので探索の自由度は低いと言えるでしょう。
ゼンゼロはオープンワールドではない分、キャラクターや建造物のクオリティが非常に高いのでただ街を歩くだけでも楽しめます。UIや街の雰囲気もなんとなくペルソナ4・5に寄せている感じがあってオシャレでクールな印象を受けました。
戦闘システムの違い
原神は元素スキルとキャラチェンジを繰り返しつつ元素エネルギーが溜まったら元素爆発をして、また元の流れを繰り返すのが基本的な戦い方です。
パリィや緊急回避などのアクション要素はありませんが、盾持ちの敵なら後ろに回り込んだりダッシュやジャンプで攻撃を回避、ギミックがある場合はそれを解除しつつバトルするなど結構忙しなく動きます。
対してゼンゼロはパリィや回避を駆使しつつキャラチェンジで通常攻撃や特殊スキル、終結スキル(必殺技)で戦うスタイルです。
パリィは成功するとターゲットエネミーに対して追撃が発生します。追撃の際、画面上にどのキャラにチェンジするかのボタンが表示され、その入力に対してキャラが入れ替わって追撃しますが、基本攻撃ボタン連打になるのでアクション性が高いというよりはゴリ押し感が強いです。
極限回避と呼ばれるパリィの回避版(緊急回避)などもあるので、とにかく敵の攻撃にタイミングを合わせる事が重要なゲームだと感じました。
かなりの高速戦闘になるので爽快感は非常に大きく、仲間と連携する際にも掛け声で交代するなど一体感があって好感が持てます。
まとめ
ゼンレスゾーンゼロと原神の違いを解説しましたがいかがだったでしょうか。こうして比較してみると原神とは大きく異なるゲームであり、原神の代わりと呼ぶには難しいでしょう。
昨今はオープンワールドゲームが主流になりつつありますが、その中であえてオープンワールド形式を取らずに他の部分のクオリティを大幅に強化して遊び易さを追求しているように感じました。
筆者はオープンワールドが大好物なので初めこそ物足りなさを感じましたが、ストーリーが進むにつれてそのゲーム性に惹かれていきました。
これからゼンゼロや原神を始めようか悩んでいる方であれば両方遊ぶことをおすすめします。