Appleのスマートトラッカーとして人気の高いApple AirTag(第2世代)がついに登場しました。2026年1月に正式リリースされた第2世代AirTagは、外観こそ前モデルとほぼ変わりませんが、内部の処理や機能が大幅に進化しています。本記事では第1世代との違いを徹底的に解説し、「どこが進化したのか」「実際に何が便利になったのか」を詳しく紹介します。
外観はほぼ同じ。でも中身は別物
ぱっと見は従来モデルとほぼ同じサイズ・形状でCR2032コイン型電池を交換できる点やIP67等級の耐水・防塵性能など基本仕様は踏襲されています。実際にApple公式の技術仕様ページでもサイズやバッテリー構成は変わっていないと明らかになっています。
ただし内部基板の構造や部品配置は前モデルから見直されており、今後の安定性や精度の向上に貢献すると考えられています。
1. 第2世代「UWB(超広帯域)」チップ搭載で追跡距離が大幅向上
最大の進化点は第2世代のUltra Wideband(UWB)チップを搭載したことです。これにより、AirTagの位置をより正確に、そして遠くから把握できるようになりました。
「正確な場所を見つける(Precision Finding)」が最大で約50%長い距離から使えるようになった
iPhoneだけでなくApple Watch Series 9 / Ultra 2以降でもPrecision Findingが可能になった
という点が大きな改善点です。従来モデルはiPhoneのみでしか使えなかったため、Apple Watchユーザーにとっても使い勝手が大幅に向上しています。
これは、広い駐車場や大きな建物内でキーやバッグを探すときにも効果を発揮します。
2. Bluetooth性能の向上で追跡範囲が広がる
第2世代AirTagは、内部のBluetoothハードウェアもアップグレードされました。これにより、一般的な検出範囲そのものが広くなり、Find Myネットワーク上での位置情報更新がより確実になります。
Bluetoothレベルの性能向上は、屋外や障害物が多い室内環境での測位精度や通信速度にも影響します。
3. 50%大きくなったスピーカーで「音で探す」体験が進化
第2世代AirTagはスピーカー音量が約50%アップしているため、AirTag本体からの音が前モデルより遠くまで聞こえるようになりました。これにより、
ソファの下
カバンの中
車のトランク
など、見えにくい場所にあるAirTagを探す際の利便性が高まっています。また、新しいチャイム音が採用されており、音自体もより聞き取りやすくなっています。
4. Apple Watchとの親和性が向上
第1世代AirTagでは位置特定機能の「正確な位置を見つける」はiPhone限定でした。しかし第2世代AirTagでは、Apple Watchが独自にUWBを活用できるようになり、手首から直接AirTagを探せるようになりました。例えば、
ジムで落とした鍵
公園で見失ったバッグ
などを探す際に、iPhoneをわざわざ取り出さずに済むケースが増えます。
5. セキュリティとプライバシーの強化
AppleはAirTagのプライバシーにも力を入れており、第2世代でも通信データがFind Myネットワーク上でエンドツーエンド暗号化されていると公表しています。位置情報は所有者以外がアクセスできない仕組みになっており、追跡データを保護します。
また、第2世代も人やペットの追跡を意図したものではなく、あくまで持ち物の紛失防止を目的として設計されています。
6. アクセサリー互換性はそのまま
第1世代AirTag用のアクセサリー(ケース、キーホルダーなど)はそのまま第2世代AirTagでも使えます。アクセサリーを買い直す必要がないのは嬉しいポイントです。
まとめ:買い換えるべきか?
第2世代AirTagは、見た目はほぼ同じながら、内部性能が着実に進化した製品です。精度・範囲・音量・Apple Watch対応など、日常で使う上での利便性が向上しています。
特にApple Watchユーザーや、広い場所で頻繁に紛失物を探す必要がある人には、第2世代にアップグレードする価値は高いと言えます。一方で「基本的な追跡機能だけで十分」という人にとっては、第1世代もまだまだ十分に使える選択肢です。

