結局Apple Intelligenceは何ができるの?YouTuber&ブロガー目線で使えると思う機能を3つ紹介

日本版Apple Intelligence(ベータ版)が使えるようになりましたが、みなさんはどれくらい利用しているでしょうか。

ChatGPTのApple版だと想像していた人にとってはできることが少なすぎるとの声もありますが、そもそも用途が違うので仕方ないことでしょう。

では、どういった場面に使えるのかという話ですが、個人的にこれは使えるなと感じた3つの機能についてブロガー&YouTuber視点から紹介します。

写真検索機能

筆者は趣味でドライブ動画を撮影してYouTubeに投稿していますが、よくあるのが以前撮影した動画や写真をもう一度使う場面です。フォルダ分けなど整理していないので「あの写真どこいったっけ?」となることが日常茶飯事ですが、そんな時に使えるのが検索機能です。

例えば筆者が撮影した車の写真を探す時は「車」というキーワードで検索すると車の写真でソートがかかります。さらに「車  2023年」とすれば2023年に撮影した車の写真でソートがかかります。

一見地味な機能ではありますが、ずっとiPhoneを使い続けている人であれば写真枚数や動画数も相当な枚数になるはずです。筆者の場合、2000枚以上の写真と動画の中から全て目視で探すのは難しい為、瞬時にソートできる検索機能は便利だと感じます。

作文ツールの校正

筆者は本サイトのブログを執筆していますが、その際に気をつけることが誤字や表記ミスです。

これまでは何度も見直して間違えがあれば修正する原始的なやり方でしたが、Apple Intelligenceでは全文を全選択して作文ツールの校正を選択すれば修正箇所を教えてくれます。

なお、作文ツールとChatGPTを連携することも可能なので、より高度なやり取りが必要ならChatGPTに頼むのも良いでしょう。個人的にはChatGPTを介さずにデバイス上で完結できるApple Intelligenceを使いこなせれば生産性向上にも繋がるのでおすすめです。

画像生成で簡単なイラスト作成

あまり話題になっていない画像生成機能ですがそれもそのはず…他のイラスト生成AIと比べても簡易的なイラストしか生成できない為、使い方としてはちょっとした挿絵やメモ書き程度にしか使えません。

SNSで見るAIイラストのようなものは作れませんがブログのアイキャッチに使う程度ならApple Intelligenceでも十分使えます。本記事のアイキャッチ画像もApple Intelligenceで作成しておりますが、中々の出来栄えではないでしょうか。

強いて言えば画像の縦横比を変えることができれば良いのですが、現段階では1024×1024のサイズしか生成できません。無料でサクッと作れることを考慮すれば今後のアップデート次第では大きく化ける可能性もあります。

まとめ

Apple Intelligence(ベータ版)の紹介をしましたがいかがだったでしょうか。

ChatGPTのように強力なAIツールが急増する中、まだまだ新参者ですがiPhoneやMac単体で完結できてしまうお手軽さは強みと言えるでしょう。今後のアップデートで性能や機能も増えることは確実なので、続報に期待しましょう。