iOS26.2でブラウザやナビのデフォルトアプリが選択可能に。何が出来るようになったのかを詳しく解説

  • 2025年12月14日
  • 2025年12月14日
  • iPhone

iOS 26.2は2025年12月に配信が始まった最新アップデートですが、単なる細かな改善にとどまらず、iPhoneの「基本的な使い方」に直結する重要な変更が含まれています。その中心となるのが、ブラウザやナビ(地図)といった主要アプリのデフォルト設定に関する考え方の変化です。

これまでのiOSは、見た目上は選択肢があるようでいて、実際にはApple純正アプリが強く優先される設計でした。しかしiOS 26.2ではその前提が少しずつ崩れ始めています。

なぜiOS 26.2で「デフォルトアプリ」が注目されているのか

今回の変更は単なるユーザー体験の改善というよりも、世界的な規制強化への対応が大きな理由です。EUのデジタル市場法(DMA)や、日本で施行が進むスマホ新法では、特定企業が自社サービスを不当に優遇することを問題視しています。

Appleも例外ではなく「Safariが実質的に標準固定」「Appleマップが強制的に使われる」といった点が長年指摘されてきました。iOS 26.2は、こうした指摘に対する具体的なOSレベルでの回答と見ることができます。

日本でも変化を実感できる「デフォルトブラウザ」の進化

iOS 26.2で、日本のユーザーが最も分かりやすく体感できる変更点がデフォルトブラウザの扱いです。

これまでもChromeなどをデフォルトに設定することは可能でしたが設定方法が分かりにくく、iPhoneを買った直後に変更する人は少数派でした。しかしiOS 26.2ではSafariを初めて起動した際に「どのブラウザをデフォルトとして使うか」を選択する画面が表示されます。

ここで重要なのは「Safariを使う前に聞かれる」という点です。つまり、最初からChromeやFirefoxを標準ブラウザとして使う、という体験が公式に認められた形になります。これはiOSの思想としても大きな転換点です。

普段からGoogleサービス中心で使っている人にとっては、Androidに近い自由度を感じられるアップデートと言えるでしょう。

ナビ(地図)アプリのデフォルト変更はどこまで進んだ?

ブラウザに比べると、ナビアプリのデフォルト変更はやや慎重な展開になっています。

EUではすでにAppleマップ以外の地図アプリを「ナビのデフォルト」として設定できる仕組みが導入されています。これにより住所検索や経路案内を求めた際に、自動的にGoogleマップやWazeが起動するようになります。

一方、日本ではiOS 26.2時点でナビのデフォルト変更は全面解放されていません。Appleマップが優先される場面は依然として多く、EUほどの自由度はまだありません。例えばSiriに目的地を伝えて道案内を頼む場合、デフォルトアプリをGoogleマップにしていてもAppleマップで表示されます。

ただし、OS内部の仕組み自体は共通化されつつあり、今後のマイナーアップデートや次期iOSで日本にも拡大される可能性は高いと考えられます。

音声アシスタントにも広がる「選択の自由」

iOS 26.2ではもう一つ見逃せない変化があります。それが音声アシスタントに関する扱いです。

日本向けの仕様として、サイドボタン長押し時に起動する音声アシスタントをSiri以外のアプリに割り当てられるケースが確認されています。これは従来の「Siri一択」という状態からの脱却を意味します。

現時点では制限付きの機能ですが、AIアシスタントの競争が激化する中で、今後この領域が大きく開放される可能性は十分にあります。iOS 26.2は、その布石となるアップデートとも言えます。

設定画面の考え方も少しずつ変化している

iOS 26.2では、「設定 → アプリ」という項目の役割も重要になっています。地域によっては、この中に「デフォルトアプリ」というカテゴリが表示され、ブラウザやナビなどを一括で管理できるようになっています。

日本では表示される項目が限定的ですが、Appleが将来的にこの画面を軸にデフォルト管理を進めようとしていることは明確です。iOSの設定構造そのものが、よりオープンな方向に再設計されている印象を受けます。

まとめ

iOS 26.2では、ブラウザやナビといった日常的に使うアプリの扱いが大きく変わり始めました。特に日本では、デフォルトブラウザの選択が分かりやすくなり、iPhoneの初期体験そのものが変化しています。

今後、ナビや音声アシスタントの自由度がさらに広がれば、iPhoneはこれまで以上に「自分好みにカスタマイズできる端末」へと進化していくでしょう。iOS 26.2はその第一歩となるアップデートです。