iPhone 17 ProのA19 ProはM2チップに迫るスペック?GPUベンチマークを比較予想

  • 2025年9月14日
  • 2025年9月14日
  • iPhone

リークされたGeekbench系の情報や複数メディアのまとめによれば、iPhone 17 Pro版A19 ProのMetalベンチマークが約45,600点前後という数値で報告されています。

一方、Geekbenchブラウザ上にあるM2のMetalスコアは44,000点台中盤でリストされており、流出スコアだけを単純比較するとA19 ProのスコアがM2に「迫る」か、わずかに上回る程度の位置づけになります。これを受けて各メディアは「スマートフォンSoCがノート向けMクラスGPUに近づいた」と報じています。

数字で比較

今日報じられた代表的な数値例を並べると次のようになります(あくまでリーク/公開ブロックの抜粋データです)。

  • A19 Pro Metalスコア:45,657(一部リークでの計測値)

  • Apple M2 Metalスコア:44,624

単純計算で、今回の流出スコア同士の差は約1,033点で、割合に直すと約2.3%の差となります。この数字だけを見ると「スコア上はA19 ProがM2に非常に近い、あるいは僅かに上回る」という印象です。

この「近さ」は技術的にどう解釈するか

まず重要なのは、Geekbench Metalのようなワンショットのグラフィックスベンチは「ピーク性能」や特定ワークロードでのスコアを示すに過ぎない点です。スマートフォンSoC(A19 Pro)は高クロック・高効率を短時間に発揮できる設計が進んでおり、さらにiPhone 17 Proではベイパーチャンバー等の強化冷却が採用されたという噂(リーク)もあり、短〜中時間の負荷ではノート向けチップに迫るパフォーマンスを出せる可能性があります。

対してM2はTDPが高めで、メモリ帯域や持続性能(長時間の重負荷での落ちにくさ)に利点があるため、実際の長時間レンダリングや連続ベンチでは差が出る点に注意が必要です。

ゲームやアプリでの期待値

実ゲームやGPUアクセラレーションを多用するアプリで重要なのは「ピーク性能」だけでなく、サステイン性能(持続して高いクロックを維持できるか)とメモリ帯域/キャッシュ設計、そしてドライバ最適化です。A19 Proが短時間のレンダリングやGPUベースの演算でM2に匹敵するシーンは増えるかもしれませんが、クラウドゲーミングや長時間の録画・エンコードなど「継続負荷」ではM2の方が優位に立つ場面が出るのが現実的な予測です。

また、iOS向けに最適化されたゲームはA19 Proのアーキテクチャ上で非常に効率よく動くため、ユーザー体感での差はさらに縮まる可能性があります。

結論

公開されている流出データをそのまま受け取れば、A19 Proは「短時間のGPU性能」でM2に迫る、あるいは一部の計測では僅かに上回る可能性がある、というのが現時点での合理的な予想です。

しかし、実使用での総合性能や長時間負荷時の優劣は冷却設計・電力供給・メモリ帯域・OS/ドライバ最適化に強く依存します。従って「スマホが完全にノートPCを置き換える」というよりは「スマホのGPUがノート寄りの性能域まで到達し、モバイルでできることの幅がさらに広がる」というのが近しい表現となるでしょう。