M4搭載iMacとMac miniが発表されましたが、デスクトップPCを待ち望んでいた人にとっては朗報でしょう。
筆者は持ち運びを前提とした運用なのでMacBook Proユーザーですが、部屋から持ち出すことなく固定して使う人にとってはコンパクトボディかつ排熱性に優れたMac miniや、24インチの大型ディスプレイを搭載しつつ場所を取らないiMacがおすすめです。
どちらを購入するか悩んでいる人もいると思いますので、今回はMac miniとiMacのゲームや動画編集などをそれぞれ作業別に解説します。
ゲーム用途ならMac mini
昨今のゲームはクオリティ向上からゲーミングPCとして求められる推奨スペックが大きく上がってきています。
例えばモンスターハンターワイルズの推奨スペックはGeForce RTX4060と発表されいます。同スペックのPCを買おうとすれば10〜15万円程ですが、あくまで推奨スペックなので高画質で遊びたいなら25〜30万円は出さないと厳しいでしょう。
Mac miniは上位チップであるM4 Pro搭載モデルが選択できますが、iMacにはM4チップのみとなります。M4チップでも十分パワフルになったとは言え、ゲームをするならスペック不足感は否めません。ゲームはできても画質設定を少し落としてプレイするケースも出てくるでしょう。
筆者の考えではゲーム用途で購入するんなら今後のハイスペックゲームも見越してM4 Proチップ以上の必要だと感じます。
動画編集ならiMac
動画編集には大型ディスプレイのメリットが大きいので、24インチディスプレイのiMacはおすすめです。
「動画編集ならM4 Proチップでないと厳しくない?」と思うかもしれませんが、4k動画の編集でもカット作業やちょっとしたエフェクトを入れる程度であればM4チップで十分動きます。凝ったエフェクトやアニメーションを追加するのであればM4 Proチップ搭載Mac miniの方が良いかもしれません。
そもそもiMacは上位チップを積むことができないのでMacシリーズの中ではスペックは低く、スペックと言うよりデザインが気に入って使う方がほとんどだと感じます。
動画編集や音楽制作などクリエイティブな作業ならiMacのデザインも相まって想像力を掻き立てられてインスピレーションも生まれやすくなるでしょう。