もうすぐM4を搭載したMacシリーズが発表されます。
11月にMac mini/MacBook Proが登場する予定ですが、これからMacを購入しようと考えている方はどちらを購入すれば良いか悩みますよね。
実はApple Siliconチップが搭載されている昨今のMacシリーズは非常に性能がわかりやすい構成になっており、今回であれば「M4/M4 Pro/M4 Max」とチップ別に性能が変わります。なお、Mac miniに関してはM4 Maxは搭載されないので、M4/M4 Proから選ぶならMac miniでも十分ありです。
M4チップに関しては既にiPad Proに搭載されたモデルが存在する事からスペックの全貌は見えており、Macシリーズに搭載されるM4も多少のスペック向上はあるかもしれませんが、概ね同程度の性能になるはずです。
お手頃価格で高性能ならMac mini
冒頭でもお話ししたようにMacシリーズはM⚪︎チップのスペックに依存する為、例えばM4搭載Mac miniとM4搭載MacBook Proは同じスペックになります。正確にはMacBook Proは最小構成の256GBモデルではGPUコア数が減らされる為、Mac miniのスペックに揃えるのであれば512GBモデルを選択する必要があります。
つまり、Mac miniは最小構成でありながらM4チップのGPU性能を最大限活用できる仕様になります。
ディスプレイやキーボード、マウス(トラックパッド)を別途購入する必要はありますが、よほど高額なディスプレイを選ばない限りはMacBook Proの512GBモデルより安価に済むでしょう。もしこれら周辺機器類が揃っているのであればMac miniの方が確実に出費を抑えられるのでおすすめです。
外に持ち運んだり別の部屋で使うなどの移動がない場合はMac miniでApple Siliconをお手頃価格で体感できるでしょう。
少しでも持ち出す可能性があるならMacBook Pro
Mac miniは小型デスクトップPCですが、搭載チップが同じであればノートPCのMacBook Proとスペックが変わりません。MacBook Proは持ち運びも可能であり、Mac miniのように外部ディスプレイに接続してデスクトップ化することもできるので断然使い勝手が良いです。
また、Mac miniにはM4 Maxチップを搭載したモデルが存在しないので、最上位モデルを検討しているのであればMacBook Proか2025年発売予定のMac StudioやMac Proを待つしかありません。
このことからMac miniでできることはMacBook Proで全てできてしまうので、多少なりとも持ち運ぶ可能性(部屋間の移動など)があって金銭面に余裕があるのであればMacBook Proを購入した方が個人的には良いと感じます。
筆者は車系YouTuberをやってますが、遠征先で撮影した動画をチェックするためにMacBook Proを持ち運びんでいます。また、DTMでの音楽制作も気分転換に作業部屋から寝室、キッチンに移動したりと部屋間の移動もすることがあります。
あくまで筆者のケースですが「絶対に作業部屋から持ち出すことはない」という方以外はMacBook Proをおすすめします。

