これまでのMacはクリエイターツールという認識でしたが、Apple Siliconの登場やバイオハザード ヴィレッジを筆頭にMac対応ゲームも増えてきました。
それでもゲームをやるためにMacを購入すると厳しい現実が待っています…まだまだ対応しているゲームタイトルが少ないからです。
しかし今後ゲームタイトルが増える可能性があるのであれば今からMacを購入したいという方もいるでしょう。
そこで今回は今買うならどのMacBook Proがコスパが良くてスペック的にも問題なく遊べるかを解説していきたいと思います。
ゲームスペック重視ならM⚪︎ Pro以上は必須
結論から言うと「M2 Pro(GPU19コア)」のMacBook Pro 14/16インチがベストです。
理由としてバイオハザード ヴィレッジの画質重視設定(WQHD/MetalFX Upscaling機能OFF)でフレームレートが30fpsを切らないからです。
個人的にゲームをする上で処理落ちでカクツクことが一番嫌だなと感じるので、画質重視設定で30fpsを切らないことが最低条件です。このスペックであれば今後出るゲームでも十分対応できますし、よほどスペックが必要なゲームが出てもフルHD画質にしたりMetalFX Upscaling機能をONにすることで対処できます。
MetalFX Upscalingは画質は多少劣化しますが、画面をズームして良く見ないと違いがわからないので、画質にこだわりがなければ気にしなくて良いかもしれません。
M1 Pro、M3 Proは微妙?
MetalFX Upscaling機能を使うのであればM1 Proでもスペック的には十分ですが、新しいMac購入時にM1 Proだと下取りの買取額が低い可能性もある為、売る時の事も考えればM2 Proが好ましいです。そもそもApple整備品にもあまり入荷しないので購入することが難しいかもしれません。
購入できるのであればM3 Proでも問題ありませんが、ゲーム部分のスペックだけで言えば高性能コア数の減少によりM2 Proより劣る場面もあるようです。M3 Pro(GPU18コア/370,800円〜)は価格が非常に高い為、Apple性備品のM2 Pro(GPU19コア/295,800円〜)なら75,000円も安く購入できます。
稀にM2 Max 14インチモデルの最低構成(328,800円)がApple整備品に入荷することもあるので、かなりお買い得だと感じます。
M3 Proとスペックに大差がないのであれば安く購入できるM2 Proはかなり良い選択肢と言えます。
なお、M3に関してはM1より3倍スペックが上がっているという情報をよく見かけますが、ゲームをメインに考えるのであればおすすめできません。いくらスペックが上がったとは言えGPUスペックはM1 Proにも届きません。
さらにM3の最低構成ではメモリが8GBとなっており、16GBにすると価格が276,800円となります。このメモリ16GB構成では上記のM2 Pro(Apple整備品)とあまり変わらない価格になってしまいます。
残念ながらコスパもスペックも悪いのでM3を購入するなら最低構成モデルでも良いのでM2 Proをおすすめします。
まとめ
M2 Pro(GPU19コア)がコスパ最強の理由を解説しましたがいかがだったでしょうか。
冒頭でもお伝えしたように今Macを購入してもできるゲームは少ないですが、M2 Proのスペックであれば今後リリースされるゲームでも十分対応できるので大いに活躍してくれるはずです。12月後半には待望の「バイオハザードRE:4」も発売されるのでMac界隈も大いに盛り上がることでしょう。
と…ここまでコスパ重視のM2 Proを推してきましたが、M3 Proの新色ブラックも捨てがたいんですよね。。
これだけの為に奮発してM3 Proを購入するか悩んでしまいます。