Mac版バイオハザード ヴィレッジ発売から今後のゲーム展開を考察してみる

Mac mac版バイオハザードヴィレッジ

ついにMac版バイオハザード ヴィレッジが発売されましたね。

Macユーザーの方はこぞってレビューをされていますが、Intel版Macを使っている私は傍観するしかありません。

YOU
Appleよ…早くM2Pro搭載Macを発売してくれ!
いくつかレビュー記事を拝見しましたが、やはり今回の目玉である「MetalFX Upscaling」を紹介している方が多く見受けられました。この機能はWindows版のGPUでも使われている技術ですが、すごい簡単に説明すると「処理負荷を下げつつ、すごい技術を使って擬似的に綺麗に見せる(ザックリすぎるw)」機能のようです。
M1ProのMacBook ProならMetalFX Upscaling機能をオンにした状態ではほぼ60fpsをキープできるようですが、オフにすると常時30fps前後まで下がっていたので、さすがのApple Siliconでも厳しいようですね。
それにしても独立GPUを搭載したPCで使っている技術をApple Siliconのような統合チップ(CPUとGPUが一体化)で実現してしまうところがすごいです。。
MetalFX Upscaling機能は常時オンが望ましいようですが、ここで一点気になるのがSteamなどのAppStore以外で販売されるゲームはこの機能が使えるのかどうかという点です。今回はAppleとカプコンが手を組むことによって実現しましたが、逆を言えばこの機能を他メーカーが積極的に取り入れていくのかが気になります。
仮にAppStoreで販売されるゲームのみMetalFX Upscaling機能が使えるのであれば今後のゲーム展開もあまり望ましくないかもしれません。先ず1番有名なSteamでの対応が見込めない以上、大手メーカーのビッグタイトルも敢えてAppStoreに提供するためだけに対応するとは考え辛いからです。
基本的にAppStoreのゲームは開発者側としても手数料が高い傾向がある為、Steamで販売されるゲームに注力していると考えられます。
Zバージョン対応の為にも個人的にはSteamの対応も順次展開してほしいですが、先ずはこのバイオハザード対応を足掛けにゲーム業界への参入を果たして欲しいですね。