私は長年iPadはゲームや動画視聴用、Logic Proの鍵盤操作用などMacのサブポジション的な感じで使ってきました。
その理由は簡単でLogic ProやPremiere Proといったアプリが使えないことと、そもそも使えたとしてもディスプレイサイズ的に厳しいからです。
ところがここにきてiPadの16インチモデルでMacOSを搭載できるかもしれないという噂が流れ始めました。
これはまさに私がiPadに対して今一つハマれないモヤモヤを解消してくれる要素を詰め込んでいます。
ただし、完全なMacOSになるのか簡易版になるのかはまだ不明で、完全版を搭載するのであればMacに置き換わる可能性も出てきます。しかし、ここまで育ててきたiPadOSを切り捨てるような形になりかねないので、簡易版になる可能性が高いのではないでしょうか。
また、iPadという極薄ボディにMacOSを搭載できるのかという話もありますが、実はこの問題もクリアされているように思えます。
何故ならiPadのような極薄ボディでファンレス、同じチップであるApple Siliconを搭載しているMacBook Airがあるからです。言い換えればMacBook Airからキーボードを取っ払ってタッチパネル版にしたのがiPad Proになり得るわけです。
長年MacBookのタッチパネル搭載を求める声も上がっていましたが、スティーブ・ジョブズ氏はそれを否定していました。そもそもノートPCとは卓上に置いて作業するのが一般的な使い方なので、タブレットのように手に持って作業するのは重くて使い勝手が悪いという話からきています。
私も以前タッチパネル搭載のノートPC(Windows)に憧れて購入した事がありましたが、初めこそタッチパネルを使っていましたが、iPadと比較すると反応も悪くて机に置いてキーボード操作で使った方が効率が良い場面が多かった事や、やはりPC本体の重さがネックになります。
タッチパネルはあれば便利かもしれませんが、やはりノートPCとして普通に使った方が良いと感じました。しかし、iPadのように元がタブレットであればタッチ操作も問題なく使え、外付けキーボードやマウスを使えばノートPCとして使う事もできます。
しかもMacOSが搭載されるのであれば夢のようなタブレットになりますね。
AppleはiPadに力を入れている傾向がありますが、いずれMacに置き換わる存在になるかもしれません。