今回の発表会でMacOSのゲーム性能強化に関する内容がありましたが、ゲーマーな筆者としては1番のビッグニュースに感じました。
昨年発表された「バイオハザード ヴィレッジ」ではMetal3で採用された新技術(MetalFX Upscaling)によるパフォーマンス強化に加え、今回発表された新MacOSのゲーム中にCPU,GPUのリソースを振り分ける「ゲームモード」機能が登場するようです。
このゲームモードがあればより快適にゲームが遊べそうですね。
またゲームモード強化に続いて「Game Porting Toolkit」が登場しましたが、これは簡単に説明すると他プラットフォームからMacへのゲーム移植がスムーズになるそうです。
Macのスペックが向上してもビッグタイトルが増えなければ意味がありませんからね。受け入れる体制もしっかりサポートする辺りにAppleの本気度が伺えます。
さらにゲームデザイナーとして登場した小島秀夫監督からは「デス・ストランディング」の移植が発表されました。今後もAppleのプラットフォームに展開していきたいと話していましたが、これはゲーミングPCとして小島監督にも認められた事になります。
年末に発表が予想されているM3搭載Macはプロセスルールの微細化によりM2チップのスペックを大きく上回るとの噂もあります。M3 Maxのような上位モデルが登場すればGeForceなどのGPUも脅かす存在になるかもしれません。
Apple Silicon登場からもうすぐ3年が経とうとしていますが、ゲーミングPCとして準備が整いつつあるMacに今後も期待していきたいですね。