M3 Ultra搭載Mac StudioのGPUベンチマークがやばすぎる!それでもM4 Maxが一部性能やコスパで優位か

  • 2025年3月11日
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M3 UltraのGPUベンチマークスコアの情報が出ており、GeekBench 6でMetalスコアが259,668(80コア)というとんでもないスコアを叩き出しています。

参考までにM4 Max187,546(32コア)/192,768(40コア)M2 Ultra202,492(60コア)/222,630(76コア)となっており、どちらもMetalスコアを大きく上回っています。

M4 MaxはGPUを最大40コアを搭載していますが、対してM3 Ultraは最大80コアと2倍のコア数となるのでGPUスペックで差が出るのもうなずけます。しかし、M2 Ultraは76コアと4コアでスコアが3万以上の差が出るのはやはりM3チップの3nmプロセスの恩恵が大きいと感じます。

また、新型iPad Air同様にM3チップ以降に搭載されるDynamic Cashingやハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング、メッシュシェーディングなどのベンチマークスコアでは計測できない機能を考慮すれば、高スペックを要するゲームプレイ時にはより大きな違いが現れるでしょう。

これほどのスペックでありながらMac Studioという小さな箱に収まっているのだから驚きです。重量はUltraモデルが3.6kgとなっており、現行のPS5(3.2kg)より少し重いので本体が小さい割にズッシリ感じるかもしれません。

また、最大消費電力は480Wとなっており、WindowsのゲーミングPCのエントリーモデルとミドルスペックの中間くらいでハイスペック並みの性能を出せるのも驚きです。

ただし、価格はM3 Ultraの60コアモデルが668,800円80コアモデルが893,800円からと残念ながら中々手を出せる金額ではありません。しかしM4 Maxであれば32コアモデルが328,800円からとM3 Ultraの半額以下で購入できます。

M4 Maxの32コアモデルでもM2 Ultraの60コアモデルに迫るGPUスペックなので申し分ないでしょう。さらにCPUのシングルスコアはM3 Ultraを上回る結果になっている為、作業内容によってはM4 Maxの方が有利になることもあります。

M4 Max搭載MacBook Proは528,800円からと高額の為、実はMac Studioがコスパ最強であることがわかります。既にディスプレイやキーボード、マウスをお持ちあればM3 Ultra搭載Mac Studioを検討してみても良いかもしれませんね。