Apple WatchにTouch ID(指紋認証)がついに搭載されるかもしれない…そんな話題がにわかに注目を集めています。これまで幾度となく噂されてきた機能ですが、最新のリークや内部コードの解析から、Apple Watch Series 12(2026年モデル)での実装が有力と見られています。本記事では、その根拠や実装方法の候補、実現した場合にどんな体験が広がるのかを整理していきます。
指紋認証搭載の「根拠」
2025年夏、Appleの内部コードからTouch ID関連の記述が見つかったと報じられました。そこには2026年世代のApple Watchを示唆する表現が含まれており、まさにSeries 12での導入が狙われている可能性が高いといえます。
また、Appleはすでに複数の特許を取得しており、その中でも特に有力なのがサイドボタンに指紋センサーを組み込む仕組みです。これは物理ボタン操作と認証を同時に行えるため、Apple Payなど既存の操作体系とも親和性が高い方式と考えられています。
実装方法の有力候補
現時点で考えられる実装ルートは大きく2つです。
サイドボタン内蔵型
押す動作と認証を同時にこなす自然な設計で、既存の特許裏付けもある。Apple Payのダブルクリック動作との組み合わせも現実的。
ディスプレイ内蔵型
画面に直接指を置いて認証する方式。将来的な可能性はあるものの、耐久性や消費電力、センサー構造など技術的なハードルはまだ高いとされる。
なお、デジタルクラウンはすでにECG(心電図)センサーを兼ねているため、指紋認証を統合する場所としては不向きとの見方が一般的です。
指紋認証で変わるApple Watchの体験
Series 12に指紋認証が搭載されれば、ユーザー体験は大きく進化します。
決済の即応性と安心感
Apple Pay利用時に「サイドボタン+指認証」という一動作で確実に承認可能に。交通系ICや非接触決済の失敗を減らすことにつながります。
アプリ単位での生体ロック
金融や医療系アプリを指紋で保護し、iPhone同様にアプリごとの生体認証が実現すれば、セキュリティの幅が広がります。
Apple IDやサブスク承認の簡略化
App Store購入やiCloud関連の認証を手首で完結できるようになれば、二要素認証のUXが格段に向上します。
スマートロック・CarKeyでの即時認証
スマートホームや車の鍵など、所有者確認が必要な操作を手首で即完結できるのは大きな強みです。
技術的な課題
一方で、搭載にはいくつかの課題もあります。
防水・耐久性:サイドボタンにセンサーを統合する場合、IP防水性能や摩耗への耐性が再設計される必要があります。
消費電力:小型バッテリーでセンサーを常時待機させるのは難しく、省電力設計が不可欠です。
UI設計:現在のパスコードや装着検知との併用をどう自然に組み合わせるかが課題となります。
Series 12の位置づけと展望
Apple Watch Series 11(2025年)は、S11チップや5G RedCap対応、血圧検知機能など健康・接続性強化が中心になる見込みです。
その次に控えるSeries 12(2026年)で、いよいよ生体認証という新たなUXアップデートが加わる可能性が高まっています。
まとめ
内部コードや特許情報から、Apple Watch Series 12での指紋認証実装が最有力。
実装方法はサイドボタン内蔵型が有力候補。
搭載されれば決済・アプリ保護・ID承認・スマートキーなど、日常のセキュリティと利便性を大きく向上。
技術的には防水・耐久・省電力設計が鍵。
Series 11がヘルスアップデート中心であるのに対し、Series 12は生体認証で使い勝手を飛躍させる世代になるかもしれません。


