新型MacBook Air…かっこいいですよね。
「M2搭載最新スペック」「新デザイン」「超軽量」とどこを見ても非の打ち所がなさそうに見えますが、実は一つだけ欠点があります。
それはM2搭載MacBook Pro 13とは異なる部分なわけですが、個人的にはそこが一番気になるポイントなだけに、MacBook Airの購入には至りませんでした。
なお、MacBook AirとProの違いは下記となります。
MacBook Air | MacBook Pro | |
ディスプレイサイズ | 13.6インチ | 13.3インチ |
ディスプレイ | Liquid Retina | Retina |
カメラ | 1080p | 720p |
オーディオ | 4スピーカーサウンドシステム | ハイダイナミックレンジ ステレオスピーカー |
TouchBar | なし | あり |
冷却ファン | なし | あり |
バッテリー駆動時間 | 18時間 | 20時間 |
重量 | 1.24kg | 1.4kg |
大まかな違いを挙げましたが、この中で特に気になるのが「冷却ファンの有無」です。
動画編集やゲームをしないのであればそこまで必要ないかもしれませんが、どちらか一方でも用途目的にあれば冷却ファンは必須です。どんなに優れた電力効率のM2チップとは言え、長時間ゲームや動画編集をすればさすがに発熱を抑えられないでしょう。
私は以前WindowsのゲーミングノートPC「ガレリア」を使っていましたが、高スペックを要するゲームや長時間プレイをするとファンはフル稼働になり、熱暴走の末クロックダウンしたり時にはフリーズして再起動が必要になったりする事が頻繁にありました。。
ノートPCの最大の弱点と言っても過言ではない排熱機構ですが、MacBook Airにはファンが搭載されていない事から完全にヒートシンク頼みとなります。ヒートシンクは熱を逃す事ができない為、長時間の作業や高スペックを要するゲームには向きません。
MacBook Airのように極限までコンパクトにするということは軽量になって持ち運びは便利になりますが、重たい作業は厳しくなるデメリットがあるということです。しかし、そのデメリットすら忘れてしまうような新デザインや新色…これはMacBook Proでも出して欲しかったですね(笑)
そもそもMacBookは簡単な資料作成やネットサーフィン用ということであれば問題ありませんが、自分がどんな用途で使うかを考えてから購入する事をおすすめします。