新型MacBook AirはM3チップ搭載で間違いなさそうですね!
正直なところ、無印のM1/M2はゲーミングPCや4K以上の動画編集ではやや不安が残るスペックでした。余裕を持たせるとなると必然的にPro/Maxを選択する必要がありますが、価格が2倍3倍と膨れ上がってしまいます。
いくら高スペックとは言え、そこまでお金を出せるかと言われれば悩ましいところです。
そこで今回はなぜPro/Maxではない無印のM3搭載MacBook Airが買いなのかの理由をお話しします。
Pro/Maxでなくとも強力なM3チップ
M1、M2と順当に進化してきましたが、今年登場予定のM3は一味違います。
その理由として挙げられるのが「プロセスルールの微細化」です。プロセスルールとは簡単に言えばチップの伝送路の大きさを指しており、伝送路が小さければ小さいほど省電力かつ高性能になると言われています。
このプロセスルールがM1/M2は5nm(ナノメートル)に対してM3は3nmになります。この微細化によりM3のスペックは大きく向上すると予想されています。
これまで登場したApple SiliconとGPUスペックを比較すると、M1 Pro以上M2 Pro未満になると予想しています。
M1 Maxには届かないスペックであると予想されますが、それでもゲーミングPCとしても申し分ない力を発揮できるでしょう。
Metalスコア | 快適度(バイオハザード8) | |
M1 | 21,780 | 設定を下げないと厳しい |
M1 Pro | 40,743 | やや快適 |
M1 Max | 60,167 | 最高設定でもほぼ快適 |
M2 | 30,244 | やや快適 |
M2 Pro | 52691 | 快適 |
M2 Max | 86,805 | 最高設定でも快適 |
M3 | 45,000〜50,000? | 快適? |
1台完結の大型ディスプレイだけど軽量
歴代のMacBook Airは軽量を売りにしたノートPCである為、必然的に筐体サイズも小型になり、ディスプレイサイズも小さめ(13インチ前後)でした。
そんな軽量コンパクト至上主義のMacBook Airが15インチという大画面になって登場するようです。
筆者は現在MacBook Pro15インチモデルを使っていますが、外部ディスプレイを使わずに1台で作業を完結させるスタイルなので、15インチのMacBook Airの登場は喜ばしいことです。
欲を言えば16インチモデルの方がより快適に作業できると思いますが、持ち運びを考慮するならば15インチが限界だと感じます。筆者も旅先にMacBook Proを持ち運ぶことがありますが、やはり2kgという重さはズッシリくるので肩が凝ります。。
大画面でありながらも軽量というのはMacBookを持ち運ぶユーザーにとっても朗報となるでしょう。
ディスプレイサイズ | 重量 | |
MacBook Pro13 | 13.3インチ | 1.4kg |
MacBook Pro14 | 14.2インチ | 1.6kg |
MacBook Pro16 | 16.2インチ | 2.15kg |
MacBook Air | 13.6インチ | 1.24kg |
新型MacBook Air | 15.2インチ? | 1.5〜1.8kg? |
比較的リーズナブルな価格
M2搭載のMacBook Airは164,800(税込)となっていますが、ディスプレイの大型化による値上げで20万円前後になると予想されます。
それでもPro/Maxシリーズの価格は最低構成でも約29万円からなので、MacBook Airを購入するなら10万円ほど抑えることができます。決して安価とは言えませんが、スペック/ディスプレイサイズ/軽量とどれを取っても非常に満足度の高い仕上がりになっている事でしょう。
MacBookは価格が高いと言われてきましたが、確かに歴代のMacBookはグラフィックボードか付いていないモデルでも高額だったこともありました。
しかし、Apple Silicon搭載MacBookは今やゲーミングPCに匹敵するほどのスペックを秘めていますので、適正な価格になりつつあるのではないでしょうか。
まとめ
高スペックなM3チップを搭載しつつ、軽量コンパクトで持ち運びも容易で、尚且つお値段もリーズナブルと夢のようなノートPCになる可能性を秘めているのが新型MacBook Airなんです!
筆者は2018年モデルのMacBook Proを使っていますがGPU(Radeon Pro Vega 20)を搭載している事もあり、これまで買い替えずに十分使えていました。
しかし、Apple Silicon搭載モデルでないと使えないアプリも出始めているので、買い替えるとすればM3搭載のMacBook Airかなと考えていました。筆者のようにIntel版のMacを使っている方であればそろそろ買い替えを検討してみても良いかもしれませんね。