カプコンは2024年内にバイオハザードRE:2をリリースすると発表しました。昨今のバイオハザードの新作やリメイク作品で対応していないのは残すところRE:3のみとなります。
しかし、バイオハザードシリーズが次々と登場する中、他の作品は一向に増える気配がありません。先日発売されたデッドライジング デラックスリマスターもカプコン&ゾンビ繋がりであるにも関わらずMac版には対応しませんでした。
こうなると2025年発売予定の大型タイトル「モンスターハンターワイルズ」も対応しない可能性が高くなります。既にSteam版で予約購入が可能となっているが、現段階ではWindows版のみの対応となっているので可能性すらないかもしれませんが。。
そもそもモンハンワイルズの要求スペックが高いのもMac版に対応しない理由の1つかもしれません。
Macに搭載されているApple Siliconは非常に優秀なスペックではあるものの、ゲーミングPCとして使うのであれば現行モデルなら最低でもM2 Proチップ以上のMacは必要です。
しかし、Windows版モンハンワイルズの推奨スペックは「GeForce RTX 4060」と非常に高く、このスペックに匹敵するMacを用意するならM2 UltraかM3 Maxしかありません。最小構成でもM2 Ultraなら598,000円、M3 Maxなら538,800円とパッと出せる金額ではありませんし、仮にMac対応になったとしてもあくまで推奨スペックレベルなので高画質設定では厳しいでしょう。
ですがMacにはMetalFXやダイナミックキャッシング、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングといったゲームパフォーマンスを大幅に向上させる機能があります。これらの機能はベンチマークだけでは計測できない為、実際にプレイしてみると高画質設定でプレイできる可能性もあります。
このようにApple Siliconは大きな進化をしているものの、モンハンワイルズの要求スペックを考慮すると結局Pro/Maxチップを使っている一部のユーザーしか楽しめないのが現状でしょう。だからこそメーカー側もMac版に対応するメリットがあまりないのかもしれませんが。。
10月下旬にM4搭載Macシリーズの発表があると同時に新作のゲームタイトルが発表されるのではないかと予想されます。モンハンワイルズの発売時期も近い為、あるとすればこのタイミングで発表されるかもしれません。
これまでの考察からMac対応は難しいとわかりつつ、それでも「Mac版モンスターハンターワイルズ」には期待してしまいますね。