M4 Pro/Max搭載の新型MacBook ProのCPU、GPUのベンチマークを予想

  • 2024年9月2日
  • 2024年9月2日
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Mac MacBookPro14/16

2024年5月にひと足早くM4搭載iPad Proが登場しましたが、2024年後半にはいよいよ新型MacBook ProにM4が搭載されます。

M4チップに関してはiPad Proのベンチマーク情報が出ていますが、当然M4 Pro/Maxの情報はありません。しかし、M4チップのスペックからある程度の予測をすることができます。

先ずはM2チップからM4チップまでのベンチマークスコア(geekbench 6)を見てみましょう。
※M2 Proなどのコア数が異なるモデルが存在する場合、上位モデルをベンチマークとして載せています。

シングルコアマルチコアMetal
M22375869046538
M2 Pro26321423382743
M2 Max268814912140355
M331151205847389
M3 Pro31171563277732
M3 Max320921378154760
M436791440853594

比較表を見るとM4チップのスペックの上がり幅が大きい事がわかります。CPUに関してはシングル、マルチ共に大きく向上していますが、GPUに関してはM2からM3への上がり幅がイマイチでした。

特にM3 Proは高性能コア数の減少からM2 Proより低い結果となりました。しかし、M3チップにはハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングやメッシュシェーディングといった新技術が搭載されており、レンダリングなどの一部の作業においてはM2チップを大きく凌駕する場合もあるので、スコアだけが全てではないことは留意しておきたい。

それでは今回の主役とも言えるM4を見てみると、GPUのベンチマークが大きく向上しています。

M3はハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングやメッシュシェーディングなどの新技術搭載に尽力した結果、ベンチマークスコアはそこまで向上はしていませんが、M4チップは純粋なスペックアップにも注力した結果に見えます。

この結果からM4 Pro/MaxはGPUスペックが大幅に上がる事が予想されます。

シングルコアマルチコアMetal
M4 Pro370017000 (約8%up)90000 (約13%up)
M4 Max370026000 (約17%up)175000 (約11%up)

M3からM4の上がり幅から推測するとこんな感じになるのではないでしょうか。

シングルコアは無印M4から大きく変わることはないと思われますが、マルチコアとMetalは大きく向上することが期待できます。

特に向上するMetalですが、昨今Appleはゲーム分野に力を入れていることや、今後のアップデートで追加予定のAI画像生成機能においても進化を発揮することは間違い無いでしょう。