東京ゲームショー2025で発表された最新ハード・周辺機器まとめ

東京ゲームショー(TGS)2025はゲームソフトの発表が目立つ一方で、ハード/周辺機器でも「携帯型・携帯体験の強化」「Switch 2向けエコシステム拡大」「第三者メーカーの入力デバイスの攻め」が目立つ年でした。

以下では会場で注目を集めた未発売製品も含む最新ハード/周辺機器をジャンル別に整理し、発売前に押さえておくべきポイントも合わせて解説します。

主要ハード:携帯型の再注目 — ROG Xbox Ally 系列(ASUS × Xbox)

今年は携帯分野の話題が大きく、ASUSのROGとXboxの協業による「ROG Xbox Ally」「ROG Xbox Ally X」が大きな注目を集めました。両機はいずれもWindowsベースながらXboxとの連携(Game Passや最適化表示)を前面に押し出す仕様で、スペックレンジを分けた2モデル展開、10月中旬のローンチ(地域別に発売スケジュールあり)といった公式発表が出ています。なおTGS会場では試遊が可能なブースもあり、携帯機での“そのまま遊べる”体験を重視した展示が目立ちました。

Windows系携帯はソフト互換性や最適化の有無で体感が大きく変わります。手に取れる機会があるなら必ず実機で操作感(持ちやすさ、発熱、コントローラ反応)をチェックしましょう。

任天堂系(Switch 2)周辺機器の盛り上がり:充電ドック/ケース/拡張アクセサリ

サードパーティーがSwitch 2向けアクセサリを多数発表・展示しており、特に充電・保管周りの“オールインワン”ソリューションが目立ちました。JSAUXはJoy-Con 2やSwitch 2 Proコントローラ向けに複数を同時充電できる「EnergyFlow All-in-One Dock」などを発表し、デジタル表示や収納機能を備える製品を投入しています。TGSでは実機展示やデモが行われ、Switch 2のエコシステム拡大が現実味を帯びてきた印象です。

注目ポイント:Switch 2周辺機は互換性・充電規格(QC/PD)・Joy-Con 2の形状次第で有用性が変わります。購入前に公式互換情報と実機サイズを確認するのがおすすめです。

コントローラー/入力デバイス:懐かしデザインの再構築とプロ志向モデル

第三者メーカーの新作コントローラが多数見られました。注目例は以下。

  • GameSirの“クリップオン型”コントローラ:スマートフォンを縦持ちにしたまま装着できるクリップオンタイプをTGSで披露。クラシックなボタン配置を模したデザインで、レトロ風プレイやモバイルゲーム向けの新しいスタイルを提示しています(製品名・価格・発売日は未発表)。

  • GuliKitのプロフェッショナルコントローラ群:TGS出展で高耐久・高精度を謳う新モデルやTMR(トルク磁気)ジョイスティック採用製品などが展示され、競技用途/ハードコアゲーマー向けの需要を狙うラインナップが目立ちました。

オーディオ&配信関連:ゲーミングオーディオの多様化と配信機材の注目

音周りや配信支援機材も複数の出展がありました。Linsoulのような高音質系ブランドは、ゲーミングでも流用できるイヤホン/ヘッドホンや外部DAC/AMPをラインナップしてTGS出展を行っています。配信環境の需要は引き続き高く、音質重視のヘッドセットやデスクトップ向けスピーカーなどの展示が散見されました。

また、今年前半に話題になったキャプチャカードや配信デバイスの新モデルは、会場でも“既存製品と組み合わせたデモ展示”として紹介されるケースが多く、配信者向けの導入ハードル低下が続いています(新型キャプチャの情報は年内〜来年以降の入手時期に注意)。

展示で見えた「TGS 2025のハード潮流」

会場の雰囲気や各社の出展を総合すると、以下の流れが鮮明でした。

  1. 携帯体験(ハンドヘルド/モバイル)への集中:ROG Xbox Allyのような高性能携帯や、スマホ用の物理入力デバイスが注目を集めています。

  2. 次世代Switch(Switch 2)周辺のエコシステム化:JSAUXやPlayVitalなどが充電・保護・アクセサリで攻勢。Switch 2の普及と同時にアクセサリー市場が活発化しそうです。

  3. サードパーティーの差別化(操作性・質感・プロ志向):GuliKitらは“プロ志向”の差別化で勝負しています。

こうした傾向はソフト面のクロスプラットフォーム化(各社の発表)とも相まって、「場所を選ばないプレイ体験」をハード側が積極的に後押ししていると判断できます。

まとめ

TGS 2025は「携帯体験の強化」と「サードパーティーのエコシステム拡大」が色濃く出た回でした。未発売のハードや周辺機器が多く、市販品として本当に“使える”かどうかは実機やレビューの積み重ねを見る必要があります。