PS5版で原神をプレイしていた私がM2搭載iPad Pro 12.9でプレイする理由

みなさんはどのプラットフォームで原神をプレイされているでしょうか。

原神ガチ勢の方は高スペックなPS5/ゲーミングPCでプレイされていると思います。

筆者は現在M2搭載iPad Pro 12.9でプレイしていますが、これまでPS4・PS5・M1搭載iPad Pro12.9とPC以外のプラットフォームでプレイしてきました。

下記は筆者が実際にプレイした経験に基づいた比較表を載せますので参考程度に見て頂ければ幸いです。

画質ラグロード速度
PS4(SSD換装)
PS5
M1搭載iPad Pro
M2搭載iPad Pro

やはりPS5が圧倒的なスペックとなっておりますが、iPadに限らずスマートフォン/タブレット版の原神はそもそもスペックを抑えた仕様である為、快適性ではPS5/PC側に軍配が上がります。これだけ見れば「PS5でプレイした方が良いじゃん」と思われてしまいますが、筆者はiPad Proをおすすめしたいです。

iPad Proの最大の利点は「手軽さ

筆者の場合、iPad Proは動画視聴/ネットサーフィン/ブログ執筆等の理由から常に卓上に置いていますが、ふと原神がやりたくなった時はそのままアプリを起動すればすぐにプレイすることができます。

PS5もただ起動すれば良いだけの話ですが、テレビの前まで移動してゲーム機を起動するまでの手間が地味に面倒に感じてしまいます。ゲーム離れする人の多くの理由に「ゲーム機の起動が面倒くさい」という意見も見かけますが、意外と当てはまる方も多いのではないでしょうか。

また、画質に関してはPS5に及びませんがロード時間に関しては約1秒前後遅い程度であり、M2搭載iPad Proであればラグもほぼ皆無となります。

画質以外はほぼ互角と言っても過言ではありませんので、iPad Proでのプレイも気になっていた方の参考になれば幸いです。

ただし、注意点としてPS5は画角が16:9に対してiPadは4:3となる為、表示画角が狭く感じるかもしれません。その場合、原神のオプション設定でデフォルトカメラ距離を最大値(6.0)にすると良い感じに見えるのでおすすめです。

原神_カメラ距離_4
標準のカメラ距離だと近すぎて周囲が見え辛い
原神_カメラ距離_6
カメラ距離を最大まで遠ざければ擬似的に16:9っぽく見える

M1搭載iPad Proでは少々厳しい?

iPad Proでのプレイをおすすめしましたが、M1搭載iPad Proを検討している方は少し注意が必要かもしれません。

と言うのも、M1チップ搭載とはいえ全くラグがないわけではありません。雨や川などの水の表現が多いシーンや、戦闘などで元素攻撃を連続で与えた場合はエフェクトによる負荷でラグが起きることもあります。

いずれも多少カクツク程度なのでプレイに支障はありませんが、深境螺旋に挑戦している大事なタイミングで起きると悲しいですよね。

ちなみにデフォルトの画質設定(最高画質/60fps)から一段階低い設定(高/60fps)でもラグが発生しているので、M1では微妙にスペック不足だと感じます。本当に多少のラグなので快適にプレイできる事には変わりありませんが、気になる方は注意が必要です。

M2搭載iPad ProはGPUスペックがM1より最大35%向上しており、メモリ帯域幅も65.28GBp/sから100GBp/sに向上している事によりフレームレート維持に貢献しています。

実際に最高画質/60fps設定でプレイしていますが、今のところ大きなラグや遅延は感じたことはありません。長時間プレイにより本体が熱くなる状況であれば多少のラグは起きるかもしれませんが、元々省電力で発熱しにくいのがApple Siliconの特性なので、気にするほどではないと感じます。

「これから原神をiPadでプレイしたい」「iPadでプレイしているけど処理落ちが多い」と思ってい方には是非一度M2搭載iPad Proの力を試してみて欲しいです。

 

【2022年モデル】Apple M2 iPad Pro 12.9インチ (Wi-Fi, 128GB)
5.0