以前Apple Watchのワークアウト機能を使ってリングフィットアドベンチャーの効果を検証した記事を書きましたが、結構反響がありましたので今回は第2弾を書かせて頂きました!リングフィットの筋トレが慣れてきて少し物足りない or 効[…]
新型コロナで外出自粛が続いておりますが、家にいるだけでは体が鈍ってしまいますよね。
私も会社帰りにゲームセンターでダンスゲームをやることが日課になっていましたが、ここ数週間は踊れていません。。この自粛ムードの中、家で何かできないかと筋トレを初めてみたりもしましたが、結局長続きしませんでした。私の場合、ゲーム感覚で遊びながらトレーニングできないと続かないんですよね。
そこで前々から気になっていた「リングフィットアドベンチャー」に手を出してみることにしました。
たまたまニンテンドー公式サイトで予約をしていることを知り、早速予約して先日届きましたのでレビューしていきたいと思います。
また、リングフィットアドベンチャーの機能で心拍数や消費カロリーを計測できるようですが、Apple Watchのワークアウト機能と比較してどの程度正確なのか、どれほどの運動量なのかも検証しました。
リングフィットアドベンチャーは筋トレ効果あるの?
初日で筋肉痛になるほど効く
普段運動をしていない人ほど筋肉にくると思います(笑)
私はダンスゲームをやっていたので下半身にはそこそこ自信がありましたが、上半身は全く動かしていなかったので、あっという間に筋肉痛になりました。特に腕周りが効いており、今でも腕を上げるだけで痛いです。
その他の部位はほんのり筋肉痛になりましたが、いきなり全身バキバキになるほどの筋肉痛に襲われるのも嫌なので、ちょうど良いレベルだと感じました。
とは言え、アドベンチャーモードのワールド1(全3ステージ)とミニゲームを数回プレイしただけでこの有様なので、今後のステージのことを考えると筋肉が悲鳴を上げそうですね。
体の部位ごとにトレーニングできる
初日で腕の筋肉痛がひどかったので、2日目はお腹と下半身をメインにトレーニングしました。こうして部位ごとに鍛えられるのもリングフィットアドベンチャーの良いところではないでしょうか。
私は上半身を集中的に鍛えたいと思っていたので、アドベンチャーモードやミニゲームでも上半身中心のトレーニングを心がけています。
私の場合は先ず燃焼系スキルを使用して体を温め、鍛えたい部位の筋トレスキルを使い、疲れてきたらヨガ系スキルで呼吸を整えるという順序でループしています。
自分にあったトレーニングスキルを見つけるのも楽しみの1つですね。
アドベンチャーモードで主人公も自分もレベルアップ
様々な仕掛けがあるステージを爆走(足踏み)し、筋トレで敵を倒しながら進むストーリーモードです。
アドベンチャーモードを進めると新しい筋トレやヨガ・脂肪燃焼系のトレーニングを習得していくので、新技(トレーニングスキル)を覚える度に試したくなり、ゲーム内のキャラが成長する度に自分も強くなるわけです。
まるで本当に自分が移動したり敵と戦っているような感覚になるので、RPGの主人公になった気分でプレイできるのは面白いですね。
正直筋トレって続けられる人少ないと思うんですよ。だからこうした遊び心をくすぐる仕様なら筋トレを続ける人も多くなると思うんです。現に自分もこうして毎日欠かさず続けていられるのもリングフィットアドベンチャーの素晴らしさだと感じます。
世界の猛者に挑戦
トレーニングに慣れてきたら世界ランキングに挑戦してみるのも良いかもしれませんね!
リングフィットアドベンチャーには20秒以内 or エンドレスに「リングコントローラーを何回押し込めるか」「もも上げを何回できるか」といったミニゲームがたくさんあります。
ここで残した記録は週間世界ランキングにも登録することができ、自分の順位が確認できるので現在の実力がわかります。初めは低くても、リングフィットアドベンチャーを続けることで成長し、さらなる高みを目指せるかもしれません。
私もダンスゲームで鍛えた脚力がどこまで通用するか試してみたく「大腿四頭筋チャレンジ(20秒間もも上げ)」に挑戦してみたらなんと週間世界ランキング「52位」という驚きの結果でした^^;
まだまだ初めて1週間ほどなので、さらなる高みを目指してトレーニングを続けたいと思います!
リングフィットの数値をApple Watchと比較【心拍数/カロリー消費】
心拍数比較
リングフィットアドベンチャーはステージクリア時に心拍数を計測をする為、Apple Watchもワークアウト計測終了時の結果を載せています。
上記画像の比較結果から心拍数はほぼ同じ結果になっているのがわかりますね!
この後も何度か計測を試みましたが「±1〜5」程度の誤差レベルだったので、かなり正確に計測されているように感じました。そもそもヘルスケア機器でもないJoy-Con(Switchのコントローラー)でここまで正確に計測できることに驚きました^^;
消費カロリー比較
消費カロリーは4倍以上の大きな差が出る結果となりました。
この後も何度か計測しても2〜4倍ほどの違いがあり、いずれもApple Watchの消費カロリーが高い結果でした。
どちらが正しいとは言い切れませんが、個人的にはApple Watchの方が正確だと思う4つの理由を挙げます。
リングフィットはステージクリア後にのみ心拍数を測りますが、Apple Watchは常時計測をしています。トレーニングの途中経過の計測が無ければ消費カロリーの正確性には不安が残ります。
Apple Watchとリングフィットのトレーニング時間に5分程の差がありますが、リングフィットは身体を動かしている間のみ計測します。対してApple Watchは止まっている間も計測を続ける為、立ち止まったり休憩している時間も含めた合計時間の消費カロリーが表示されます。
すなわち「全体の消費カロリー」としてはApple Watchが正確ということになります。
■身体データ(身長)
Apple Watchには[身長/体重/年齢]を入力する項目がありますが、リングフィットには[体重/年齢]しかありません。例えば身長180cmの人と150cmの人が同じ運動してもカロリー消費が同じではないですよね。
■フィットネスデータ
Apple Watchは正確な数値を算出する為に日々運動レベルや歩幅などを学習・調整してフィットネスデータとして蓄積しています。蓄積されたデータを元に算出された消費カロリーですので、信頼性は高いと言えるでしょう。
ここまで書いてしまうと「じゃあリングフィットの消費カロリーは全然アテにならないの?」と思う方もいるでしょうが、上記リングフィットアドベンチャーの画像にも記載されている通り、消費カロリーはあくまで目安程度の数値です。
「このトレーニングで得られる最低限の消費カロリー」という意味であれば、参考程度に考えておくのが良いでしょう。
Apple Watchから見るワークアウトの検証結果
これまでのワークアウト結果を見ても一目瞭然ですが、運動量はかなり高いです。
上記画像はリングフィットを約1時間半プレイした時のワークアウトですが、アクティブカロリーが631kcalと高い数値を示しています。参考までに私が朝起きてから出勤して、帰って寝る直前までの計14時間ほどのアクティブカロリーが大体430〜470kcalとなります。
私は通勤に1時間かかりますが、そのうちの30分は徒歩なので往復1時間は歩いており、仕事はIT系ですが部屋の移動で階段を使うことも多いです。
上記から「14時間の生活」よりも「1時間半のリングフィットアドベンチャー」の方が圧倒的に消費カロリーが大きいのです。心拍数の平均値を見ると「120〜130台」が多かったので、脂肪燃焼にも最適な数値です。
筋トレ時は無酸素運動になるので心拍数も「150〜170」と高くなりますが、そもそも筋肉が付けば基礎代謝が向上するので、さらに痩せやすい身体を作ることができます。続ければ間違いなく効果が期待できますので、これから始めようと思っている方の参考になれば幸いです。
また、Apple Watchをまだ持っていない方であれば、自分が普段の生活でどの程度カロリーを消費しているかわかりますので、リングフィットアドベンチャーをプレイした時により効果を感じるかもしれません。この機会に是非Apple Watchを購入して計測してみるのも良いかもしれませんね。
以前Apple Watchのワークアウト機能を使ってリングフィットアドベンチャーの効果を検証した記事を書きましたが、結構反響がありましたので今回は第2弾を書かせて頂きました!リングフィットの筋トレが慣れてきて少し物足りない or 効[…]